内容説明
社会構造の大転換点にある日本。経営環境が急激かつ確実に変化するなか、保険企業は自らをどのように変革すべきなのか。戦後の日本保険業の歩みを総括して今日的・喫緊の課題を抽出し、多角的な視点から短期・中期・長期それぞれの戦略展望を提示する。人口減少社会という未知の世界への挑戦。
目次
第１部 人口減少時代の諸課題（人口減少時代の到来と保険業への影響；生活設計の変化と生命保険；第三分野保険の動向と課題；「保険と金融の融合」の動向と規制改革；生命保険会社の資産運用と課題）
第２部 人口減少時代の新展開（リスクマネジメントビジネスの新展開；保険業界の再編と経営戦略；損害保険会社の海外進出と新展開；中国保険市場の成長と展望；消費者主権と新たな保険規制の可能性；人口減少時代における保険業の戦略的課題と将来）
著者等紹介
田畑康人［タバタヤスヒト］
愛知学院大学商学部教授。１９８０年慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程単位取得退学
岡村国和［オカムラクニカズ］
獨協大学経済学部教授。１９８３年慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程単位取得退学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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