目次
1(野毛と三田 我が師・我が友;慶応四年五月十五日;明治十四年の政変と日本美術界;福澤先生の帝室論―二十年前の速記原稿)
2(男女の交際;学校スト昔話;三田評論;思い出の洋書;読書;試験;水泳自慢;体育会八十周年に思う)
3(福田博士の思い出;ランプ屏風;古河虎之助君追憶;水上瀧太郎作『倫敦の宿』;福澤三八君;故堀江帰一博士をしのぶ;小泉信三君追想;氣賀勘重、増井幸雄両博士を偲ぶ;横浜礼吉君逝く;阿部勝馬氏追想;永井荷風氏;永井荷風氏の『江戸芸術論』)
著者等紹介
高橋誠一郎[タカハシセイイチロウ]
明治17(1884)年新潟に生まれる。明治31(1898)年慶應義塾普通科入学。明治41(1908)年慶應義塾大学部政治科卒。大正3(1914)年慶應義塾大学部理財科(現在の大学経済学部)教授に就任し、経済原論・経済学史を講ずる。以来、昭和53(1978)年まで三田で講義を続け、義塾における経済学研究の礎を築いた。昭和21年~22年慶應義塾長代理。日本学士院会員。文部大臣、日本藝術院院長、国立劇場会長等を務め、戦後の文化行政を指導した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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