内容説明
福澤諭吉の旺盛な言論活動は同時代の人々を強く刺激し、多くの福澤論が生まれた。膨大な数に及ぶ論考を編者独自の観点から精選。福澤への毀誉褒貶を鳥瞰する名著、待望の復刊。
目次
旧友福澤諭吉君を哭す―福地桜痴
福澤先生の文章(仮題)―中江兆民
福澤翁逝けり―田口鼎軒
福澤諭吉君と新島襄君―徳富蘇峰
文字の教を読む―文学者としての福澤諭吉君―徳富蘇峰
福澤諭吉氏の政治論―徳富蘇峰
福澤翁―徳富蘇峰
瘠我慢の説を読む―徳富蘇峰
福澤諭吉君の著述とその人物(仮題)―山路愛山
欧化主義に対する最初の反動者(仮題)―山路愛山〔ほか〕
著者等紹介
伊藤正雄[イトウマサオ]
明治35年(1902)生まれ。昭和2年(1927)東京帝国大学文学部国文学科卒業。神宮皇學館教授、甲南大学教授、神戸女子大学教授を歴任。甲南大学名誉教授。昭和53年(1978)死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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