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貨幣考古学序説

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  • サイズ A5判/ページ数 314p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784766416206
  • NDC分類 210.02
  • Cコード C3020

出版社内容情報

出土銭貨(発掘調査によって発見された貨幣)を資料として、文献史料と合わせることにより、過去の貨幣流通状態や経済活動の復元を目指す「貨幣考古学」という新しい考古学を提唱。出土銭貨研究の用語や分析法を紹介し、その問題点と展望について考察する。

内容説明

出土銭貨が語る文化と経済。発掘調査によって出土した銭貨を研究することにより、文献史料からだけでは読みとることのできない、貨幣制度・流通の実態を解き明かす。

目次

第1部 貨幣考古学総論(貨幣考古学の確立;セリエーション分析による編年;銭貨の技術史的研究;貨幣考古学の課題)
第2部 貨幣考古学各論(出土古代銭貨;出土六道銭研究;一括出土銭について;個別出土銭研究;近世の出土貨幣;海外での貨幣調査;貨幣考古学の地平)

著者等紹介

櫻木晋一[サクラキシンイチ]
1953年生まれ。慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程単位取得退学。現在、下関市立大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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tnk

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出土貨幣といえば一括出土銭のイメージが強いが、個別出土銭の重要性を説く部分が興味深い。 すでにイギリスではHoardとSingle-findで出土量の変遷に相違がみられることが知られているという。個別出土銭こそが日常的な経済活動を反映しているのか…?2019/09/05

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