内容説明
宇宙太陽発電研究の第一人者たちが、現在NASAやJAXAなどで研究が進んでいるSPSの基本設計を解説するとともに、各要素技術の研究・開発動向を紹介。さらに慶應義塾大学産業研究所の計量分析チームがその環境負荷削減効果、雇用創出効果など社会的影響を推計し、SPSが実現した未来の社会像を描く。宇宙工学研究者と計量経済学者との協働により実現した、画期的研究プロジェクトの成果発信。
目次
第1章 イノベーションの担い手―宇宙太陽発電衛星
第2章 途上国の近代化と宇宙太陽発電―地球規模の持続的発展に向けて
第3章 太陽発電衛星の経済性と日本の便益について
第4章 SPSのデザインとシステム技術
第5章 SPSシステムの要素技術の研究動向
第6章 マルチバステザー型SPSのCO2負荷計算
第7章 マルチバステザー型SPSの雇用へ与える影響評価
終章 宇宙太陽発電衛星のある地球と将来
著者等紹介
吉岡完治[ヨシオカカンジ]
慶應義塾大学産業研究所教授
松岡秀雄[マツオカヒデオ]
太陽発電衛星研究会代表幹事
早見均[ハヤミヒトシ]
慶應義塾大学産業研究所所長・商学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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