内容説明
市民運動の新たな動向と選挙、対日認識の形成基盤など、今後の日韓関係に影響を及ぼす市民意識について、日韓気鋭の研究者が深く切り込んだ一冊。
目次
第1部 市民運動と選挙(市民運動の危機論と市民社会の構図変化;市民運動と選挙政治―新たな政治勢力の挑戦;ニューライト運動の展開と思想的特質;現職基礎自治体首長の再選要因の分析―第4回統一地方選挙における観察データを中心として)
第2部 社会意識と宗教意識(韓国の少子化と市民意識;韓国人の宗教意識―韓国ギャラップ社『韓国人の宗教と宗教意識』を中心に)
第3部 対外政策の制度基盤と対日認識(外交安保政策形成の制度基盤―盧武鉉政権の事例;盧武鉉政権の対日政策と市民社会の対日認識;韓国新聞の対日論調―北朝鮮問題をめぐる対日イメージ)
著者等紹介
小此木政夫[オコノギマサオ]
慶應義塾大学法学部教授。博士(法学)。1975年、慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士後期課程修了
西野純也[ニシノジュンヤ]
慶應義塾大学法学部専任講師。慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程単位取得退学、2005年、延世大学大学院政治学科博士課程修了、博士(政治学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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