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出版社内容情報
本を読むというこの一見ありふれた行為は、なぜ多く描かれてきたのか? さまざまな分野の第一人者が読書の情景を縦横に読み解き、斬新な切り口で私たちの心と身体の「自明性」を揺さぶる。文化装置としての本を再発見させてくれる論考10篇を収載。
内容説明
本を読む―。この一見ありふれた行為は、なぜ多く描かれてきたのか?さまざまな分野の第一人者が“読書の情景”を縦横に読み解き、読書する心と身体を問いなおす。文化装置としての本、文化的行為としての読書を再発見させてくれる論考10篇を収載。
目次
はじめに―読書画像へのアプローチ
読書画像への視角(絵の中で本を読む一五人;日本における読書画像;本を読む兼好―読書人の誕生)
読書する女性(書物に探る中世後期の女性と読書;一九世紀における読書する女性の表象をめぐって;読書する女たち―一九世紀の絵画に描かれた読書する女性像;江戸美人の読書)
読書と文化の変容(読書と教養・反教養;読書と小説の誕生)
著者等紹介
田村俊作[タムラシュンサク]
慶應義塾大学文学部教授。図書館・情報学専攻(図書館サービス論、利用者論)。1982年慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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