出版社内容情報
名作《死の舞踏》を育んだ第2の故郷バーゼルをあとに、イギリスに渡ったハンス・ホルバイン。宮廷で美を競う人々の肖像画を描き、大きな賞賛を受けるに至りながらも、病により忽然と世を去ったこの天才画家の決定版評伝。
内容説明
名作『死の舞踏』を育んだ第2の故郷バーゼルをあとに、イギリスに渡ったハンス・ホルバイン。宮廷で美を競う人々の肖像画を描き大きな賞賛を受けるも、病により忽然と世を去った天才画家の評伝。45年の短い生涯に受けたデューラーからの精神的影響をも探る、老練な美術史家の新しい取り組み。
目次
序章 ホルバイン登場
1 ホルバインの父
2 ホルバインの技法
3 死せるキリスト
4 ホルバインと宗教改革
5 死の舞踏
6 イギリス時代のホルバイン
終章 ホルバイン退場
著者等紹介
海津忠雄[カイズタダオ]
1930年生まれ。慶應義塾大学名誉教授。文学博士。1955年、慶應義塾大学文学部卒業。60年、同大大学院博士課程修了。美学・西洋美術史専攻。1965‐66年バーゼル大学に留学。慶應義塾大学教授、東亜大学大学院教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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