内容説明
生物学、環境、物理学、心理学、文学、医学などさまざまな立場から、「みる」という行為を多面的に考察。そこから浮かび上がってくる「生命の有りよう」とは。眼で、頭で、身体で捉える「生命」の姿。
目次
“生きている”を見つめ、“生きる”を考える―生命誌の視点から
踊れば生命が見える
教養の生命学―細胞の情報伝達を見る
動物の見る世界を探る
錯視デザインと生命
「みる」ことの生物学
命のつながりをみる―海と命
卵を回して観ると?
人体観察の記録―近代ヨーロッパおよび日本における解剖図・標本・立体模型
移植医療から診た生命―ギフト・オブ・ライフ
命の臨界を診る―自殺対策プロジェクトについて
生命は見えない?―生と視の英文学