叢書21 COE-CCC多文化世界における市民意識の動態
近代日本の政治意識

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 286p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784766414158
  • NDC分類 311
  • Cコード C3331

内容説明

激動の幕末・明治維新期、人々の政治意識はどのように形成され、変容したのか。諸政策や新制度と、それらに関わるさまざまな人々の政治意識との相関に留意しつつ、混乱から秩序へと向かう時代を描き出す。

目次

第1章 幕末における民間の政治情報
第2章 工部省の「西洋性」と西洋意識
第3章 大久保利通の意識と行動
第4章 明治初期における新聞政策―「新聞紙発行条目」の制定過程を中心に
第5章 士族反乱と民権思想―西南戦争における板垣退助を中心に
第6章 三新法制定と地方官
第7章 明治13年会計検査院創設に関する試論
第8章 近代日本における建築規制・都市計画行政の形成と展開―大正8年市街地建築物法の制定と「建築警察」

著者等紹介

笠原英彦[カサハラヒデヒコ]
慶應義塾大学法学部教授、法学博士。1956年生まれ。1985年、慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。