株式会社監査機構のあり方

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  • サイズ A5判/ページ数 370p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784766413694
  • NDC分類 325.243
  • Cコード C3032

出版社内容情報

司法試験委員などを歴任した商法研究第一人者の既発表論文をまとめた論文集。新会社法以前における監査機構の法的変遷をたどる。

内容説明

一貫して株式会社における監査の必要性とわが国の特異な監査役制度の歴史的展開を説いた、倉澤監査機構論の集大成。

目次

商法学イン・パースペクティブ
“遵法経営”が真に意味するもの
企業行動と企業倫理
複数監査役の職務分担と監査役会
商法・監査特例法改正案の解説
中小会社監査と適法性証明
大小会社区分立法について
A案の立場からみたB案、C案の問題点
小規模会社「監査」の方向
法律学者の立場から会社法改正試案を考える
監査機構
更正手続と取締役・監査役
監査役の独立性と「自己監査」―最近の最高裁判決を中心として
監査報告書と決算の確定
企業の内と外
顧問弁護士の監査役選任と就任
会計士・監査人の法的責任
監査基準の純化
監査人に対する社会的期待とその責任
株式会社の不祥事と監査役・会計監査人の機能
公認会計士監査の社会的定着
会計監査人監査の機能と新基準・準則
監査役と取締役会
監査役制度強化の方向
監査役制度改正の必要性
監査役制度の改正
わが国の監査制度と今後の課題
監査役制度改正の問題点
商法改正と監査機能の強化
昭和二五年商法改正―監査制度を中心として

著者等紹介

倉澤康一郎[クラサワヤスイチロウ]
慶應義塾大学名誉教授。1932年山梨県生まれ。1958年慶應義塾大学法学部卒業、1963年慶應義塾大学大学院法学研究科民事法学専攻博士課程修了。慶應義塾大学法学部助手、専任講師、助教授、教授、武蔵工業大学環境情報学部教授を経て、現職。法学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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バジンガ

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監査を研究しながら、会社法から研究しながらこの本に気づいていなかったのは、研究者として大失態でした。会社における監査の重要性、監査の沿革、すべてが自治体に展開可能であり、示唆に本でした。2012/03/10

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