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出版社内容情報
阪神淡路大震災の際にその有用性と有効性が注目されたコミュニティFMラジオ。コミュニティ・メディアがどのようにして「地域をコミュニティにする」ことが出来るかについて、理論的・実証的な観点から明らかにする。
内容説明
阪神淡路大震災で、その有用性と有効性が高く評価され、注目を集めるようになったコミュニティFMラジオは、地域住民が必要とする、きめ細かな地域情報の伝達手段として、知域を活性化するツールとして、また水害や地震などの自然災害に対応する防災・災害の情報伝達手段として、地域コミュニティにとっての重要なメディアとして活用されている。本書は、掘り下げた訪問調査に基づき、先行するコミュニティFM研究ではみられなかった、市民とコミュニティ・メディアとの関係について踏み込んだ知見を提示する。
目次
第1章 コミュニティとコミュニティ・メディア
第2章 自治体とのかかわり
第3章 地域とのかかわり
第4章 防災・災害時の取組み
第5章 市町村合併の影響
第6章 地域のネットワーク
第7章 コミュニティFMの新展開
終章
著者等紹介
金山智子[カナヤマトモコ]
慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所助教授。1960年岩手県生まれ。千葉市在住。オハイオ大学大学院コミュニケーション研究科テレコミュニケーション専攻博士課程修了(マス・コミュニケーション学博士)。専門は市民とメディア、コミュニティ・メディアなど。研究する傍ら、千葉県NPO活動協働促進委員、国際NGOの評議委員、国内NPOの理事や監事、会員として、市民活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。