アフター・アメリカ―ボストニアンの軌跡と“文化の政治学”

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アフター・アメリカ―ボストニアンの軌跡と“文化の政治学”

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  • サイズ B6判/ページ数 373,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784766410785
  • NDC分類 302.53
  • Cコード C3030

内容説明

「保守」と「リベラル」を超えて。アメリカ最古で最上の名門家族である「ボストンのバラモン」。アメリカン・ドリームを体現したアイルランド系移民家族の「ボストン・アイリッシュ」。2つの世界を通してアメリカ市民社会の最深部を浮き彫りにした新進気鋭の文化人類学者による画期的論考。

目次

1 「文脈」を求めて(「丘の上の町」にて―ボストンでのフィールドワーク;ボストン・ブラーミン―「ローウェル家はキャボット家とのみ話をし、キャボット家は神とのみ話をする」;ボストン・アイリッシュ―「あなたに試練をあたえ、失望させるかもしれない。でも決してあなたを見捨てはしない」;ボストン再訪―「近代」のジレンマと“文化の政治学”)
2 郷愁と理念のはざまで(地上で最後で最良の希望―「アメリカ」をめぐる相克;ひざまずかない解釈学―文化人類学からのまなざし)

著者等紹介

渡辺靖[ワタナベヤスシ]
慶応義塾大学環境情報学部助教授。1967年生まれ。上智大学外国語学部卒業(1990年)後、ハーバード大学大学院修士課程(1992年)ならびに博士課程修了、Ph.D.(1997年、社会人類学)。ケンブリッジ大学、オクスフォード大学客員研究員を経て、1999年より現職。専門は文化人類学、文化政策論、グローバリゼーション研究、アメリカ研究。2003年度安倍フェロー(米国社会科学研究評議会ならびに国際交流基金日米センター)としてハーバード大学ウェザーヘッド国際問題研究所客員研究員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

3
ボストンのバラモンとも言われるアメリカ最古の名門とアイルランド系移民の末裔たち 2019/05/01

gontoshi

3
アメリカも変わって来ていることが分かりますね。 行き過ぎた個人主義何処に向かって行くのでしょうか。2019/04/22

鬼山とんぼ

1
渡辺靖氏の近著3冊を読んで感銘を受け、16年前のこの本に挑戦。最近、氏は米大統領選挙の報道番組にも多く登場されるようになったが、コメントに説得力がある理由をこの本を読んで納得した。95年頃ボストンで新旧の伝統を強く引き摺る2つのグループの人々に根気強いインタビューを繰り返し、納得できる分析結果に辿り着いたというまとめになるが、当時まだ氏は27歳の若造で、非白人を蔑視する気風が残る街でよくもまあこれだけ相手の懐に入り込めたものだと感心するばかり。フィールドワーク研究として一つの大傑作と言えるだろう。2020/10/22

nobinobi

1
政治と価値観の関係について考えさせられる本であった。政治によって決まった規則が、国民の価値観に与える影響など今まで考えたこともなかった。次第に変わりつつある価値観に対し、葛藤する二つの社会集団について書かれている。2016/04/18

kokoberu

1
アメリカの白人を文化人類学的に研究した本。旧くからの支配的上流階級であるボストンブラーミンと、旧くからの下流階級であるアイルランド系ボストニアンを比較している。本書を読むまでアメリカ人、とりわけ白人を一枚板に見てしまっていたが、目から鱗の嵐だった。ジャンルは違うが宮本常一『忘れられた日本人』と同種の面白さを感じました。現代アメリカについて理解したい人も読む価値があると思います。2012/10/24

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