G-SEC eyes
グローバル時代の感染症

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784766410488
  • NDC分類 493.8
  • Cコード C0347

内容説明

わが国でも、SARSなどが新たな感染症として警戒されているが、エイズをはじめ、世界的な規模での流行が増えてきている。また、2001年アメリカで「炭疽菌」が「バイオテロ」として恐れられたように、安価に出来上がる「武器」としての感染症に対する対策も必要な時代になってきた。本書は、法律、情報管理、医学などの視点から、国内外のさまざまな現場の問題を明らかにし、今後の課題を論じた啓蒙書である。

目次

第1章 グローバル・イッシューとしての感染症
第2章 バイオテロリズムに関する国際的枠組み
第3章 バイオテロと情報管理
第4章 日本の結核対策に学ぶ―経済発展と感染症制圧
第5章 日本の寄生虫疾患制圧の経験を世界に―橋本イニシアティブ
第6章 アジアの感染症と日本―国連機関からの視点
第7章 グローバル・イッシューへのNGO/NPOの取り組み
付録講演 国際社会とバイオテロ問題

著者等紹介

竹内勤[タケウチツトム]
慶応義塾大学医学部教授、日本熱帯医学界理事長

中谷比呂樹[ナカタニヒロキ]
厚生労働省大臣官房厚生科学課長
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