内容説明
アメリカの第一線の研究家・臨床家が解説。暴力、性的虐待、ニグレクト(養育放棄)など、子どもの虐待を網羅し、見つけ方・対処法をわかりやすく指導。虐待から子どもを救い出し、危険から守るための必読書。
目次
しつけの原理―何が虐待であり、何が虐待でないのか
身体にあらわれる虐待のサイン
行動にあらわれる虐待のサイン
性的虐待
ニグレクトと遺棄
子どもと話そう
サポーティブな家庭環境を作る
子どもの養育者をどう選ぶか
3人の近親相姦サバイバーの話
被虐待児の親たち
虐待防止
インターネット上での子どもの安全を守る
著者等紹介
モンテリオン,ジェームズ・A.[モンテリオン,ジェームズA.][Monteleone,James A.]
セントルイス大学医学部小児科・産婦人科教授、ミズリー州セントルイス・カーディナル・グレンノン子ども病院児童保護課ディレクター。小児科認定医。医学博士。専門は、小児内分泌学。1962年、セントルイス大学医学部で医学博士を取得、現在同大学の小児科講座の教授で、臨床に携わる。また、児童虐待に関する書物を多く著し、講演も行う。さらに、児童虐待運営委員会、子ども代理センターおよびセントルイス市児童死亡調査委員会など、子ども保護のための地域グループ活動の議長やアドバイザーも担当
加藤和生[カトウカズオ]
九州大学大学院人間環境学研究院心理学講座助教授。博士(心理学)。専門は、人格・社会心理学、家族内暴力(児童虐待)。米国ミシガン大学(アナーバー校)博士課程修了。九州大学家族内暴力研究会を主宰。平成12年度からは文部科学省研究補助金を受け、「潜在的児童虐待被害」の実態調査や、児童虐待の心への影響に関する研究を行っている
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