内容説明
９．１１事件が提起した問とは？世界の暴力的紛争に抜本的に解決を！政治学の立場からそのカギを提示する。
目次
原理主義と民主主義（９・１１事件が政治学に提起した問；概念の説明；原理主義の思考方法；再行主義の思考方法；原理主義と再行主義の理論的優劣関係とその政治的意味；テロリズムとは何か；問題の論理を超える側面；９・１１事件の捉え方；イスラエル・パレスチナ紛争を解く鍵；政治学者の責任）
民主主義の価値の論証―「進歩」と「やり直しの機会」
著者等紹介
根岸毅［ネギシタケシ］
１９３９年生まれ。慶応義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程修了。法学博士。現在、慶応義塾大学法学部教授。専攻は政治理論
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たわし
0
民主主義の価値についてわかりやすく解説してあった けど、それ自身が自明、であるとしてしまうのはある意味で原理主義的で怖いのかなあと思った とか言えちゃうのも糞自由な社会に生まれたからなんだよなあたぶん2015/02/16
薫
0
タイトルの内容（原理主義と民主主義＝“再行主義”）を一般論における視点よりも、何故か実生活上の人間関係に照らして非常に参考になると感じた本。読んだのはちょうどしもんけんに入ろうか迷っていた時期。病んでいたのだろうか
