慶応義塾大学法学研究会叢書<br> ドイツ強制抵当権の法構造―「債務者保護」のプロイセン法理の確立

個数:

慶応義塾大学法学研究会叢書
ドイツ強制抵当権の法構造―「債務者保護」のプロイセン法理の確立

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ A5判/ページ数 392p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784766409802
  • NDC分類 327.934
  • Cコード C3032

内容説明

本書は、「実体法と手続法の交錯」という永遠の巨大テーマを眼前に、その典型的・象徴的テーマとしてのドイツ強制抵当権制度についての、著者自身の格闘の、一つの到達点である。

目次

序論 本研究の課題と方法
第1章 1722年・プロイセン「抵当権・破産令(HKO)」中のインミシオーン担保権制度―プロイセン強制抵当権制度の展開の起点:インミシオーン担保権を取得した「人的債権者」(裁判上債権者)の「破産順位」への措定
第2章 18世紀・プロイセン抵当権諸立法中の強制抵当権制度―裁判上債権者の「破産順位」の劣位化
第3章 1834年・プロイセン「民事執行令」中の強制抵当権制度―執行名義を取得した「人的債権者」(裁判上債権者)の法的地位の確立
第4章 1872年・プロイセン「所有権取得法」の成立と強制抵当権制度―不動産信用の新秩序の形成とその影響
第5章 1883年・プロイセン「不動産強制執行法」中の強制抵当権制度―プロイセン強制抵当権制度の展開、その最後の到達点:「人的債権者」の「物的債権者」への強制的な近接化の可能性の承認、そして「執行債務者(土地所有者)」保護の法理の確立
終章 結論的考察

著者等紹介

斎藤和夫[サイトウカズオ]
慶応義塾大学法学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。