内容説明
“不安と孤独”な子育てから、“安心と協同”の子育てへ。すべての子どもの発達にとって「愛・遊び・学び」を確保すること、どのような援助やかかわりが子どもの成長を促すために必要か、私たちがもつべき自覚と知恵を専門家がアドバイスする。
目次
第1章 こころの発達(新生児の表情表出;乳幼児の情動の表出と理解 ほか)
第2章 親子関係の確立のために(妊娠・出産をめぐる母子の情緒的関係―妊産婦と子どもの愛着;新生児期の母子関係―母子のコミュニケーションの始まり ほか)
第3章 保育を支援する(子どもの権利条約と子育て;子どもと保育者との情動的かかわりについて ほか)
第4章 健康と病気(小児ヘルス・ケア―その流れと学習権;乳幼児の健康―その今日的課題 ほか)
第5章 障害をもった子どもへの支援(子どもの命の輝き―小児医療での子どものQOL;小児病棟における保母の役割 ほか)