内容説明
「一身にして二生」を生きた痛快な人生行路を、臨場感あふれる筆致で描き出した自伝文学の最高傑作『福翁自伝』。著述・翻訳活動に込められた思いを自ら綴った『福沢全集緒言』。近代日本を導いた福沢が、次世代に託した「遺言」ともいえる最晩年の2著作を収録。
目次
福翁自伝(幼少の時;長崎遊学;大阪修業;緒方の塾風 ほか)
福沢全集緒言(唐人往来;華英通語;西洋事情;雷銃操法 ほか)
著者等紹介
松崎欣一[マツザキキンイチ]
1939年生まれ。1963年慶応義塾大学文学部史学科(国史専攻)卒業。1965年同大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、慶応義塾志木高等学校教諭、慶応義塾福沢研究センター副所長
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