広告批評アーカイブ 広告20世紀

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  • サイズ A5判/ページ数 267p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784766126938
  • NDC分類 674.2
  • Cコード C3070

内容説明

20世紀をつくった広告を820点超の図版で一挙総覧!

目次

1章 20世紀をつくった広告100(広告が20世紀の扉を開いた;そして大衆の時代が始まった;アメリカニズム全盛の向こうで)
2章 20世紀の広告は何をしたか
3章 20世紀をつくった広告クリエイター(日本編;海外編)
20世紀のメディア・20世紀の広告(「新聞」新聞が日本のメディアを支配する;「写真」20年代は視覚言語の実験場だった;「ラジオ」広告がラジオを作った;「テレビ」テレビは劇的に進化しつづける)

著者等紹介

天野祐吉[アマノユウキチ]
コラムニスト。1933年東京都生まれ。創元社、博報堂などを経て、1970年に友人らと広告・出版プロダクション「マドラ」を設立。79年、雑誌「広告批評」を創刊、初代編集長を務める。2009年に同誌終刊後、「天野祐吉作業室」を設立。2013年逝去

島森路子[シマモリミチコ]
編集者・エッセイスト。1947年秋田県生まれ。講談社を経て「広告批評」の創刊に参加。編集者として、またメインインタビュアーとして活躍。88年の同誌100号以降は編集長を務める。2013年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tadashi_N

36
広告は五感に訴える芸術であり科学でもある。時代が色濃く反映される。2017/10/11

壱萬弐仟縁

29
21Cも20年経過していくが、20Cの時代的なムードを感じさせる。041頁の岩波文庫は、「眞の良書は自己自らを宣傳し普及する」という。本当にいい本は放っておいても定着していく。素晴らしいことだ。本質で勝負したい。054頁のメンソレータムの緑の輪は今でも使われているような気もする。067頁WWF、068頁マックもしかり。070頁のかに道楽は慰安旅行で名古屋に立ち寄ったときを思い出した。130頁~の戦時下の広告は、戦争のおぞましさを垣間見る内容。買はないで、すませる工夫って。。2021/06/04

宇宙猫

25
適当につまんで読む。20世紀といっても100年あるから、懐かしいものから古~い感じのものまで幅広い。ただ、その時の最先端なのは良く分かる。2017/11/11

nizimasu

10
広告批評アーカイヴとして以前に出版された本をまとめたもの。それにしても20世紀というのはアメリカで花咲いた大量消費社会を日本が独自に解釈して広告の独自性が際立つ時代だと思う。たまたま天野祐吉さんが意識したか否かは定かではないが、女性の社会進出と繋がるような部分と、亀倉雄策さんの東京五輪のポスターに代表されるような復興と高度経済成長の軌跡でもある。一方で、コカコーラやコパトーンなど今の日本にもある日用品のイメージもきっちりおさえているあたりの資料性もかなり高い2014/11/26

くさてる

8
1900年のパリ万博から始まる広告の20世紀。豊富な図版と丁寧な解説で、文化史として面白く読みました。名前は知らなくとも、その広告は良く知っている多くの広告クリエーターの紹介もあって、歴史を知れる一冊です。2014/11/14

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