内容説明
「宇宙はどうやって始まった?」「宇宙は何でできている?」その究極の謎を解くカギは、小さな素粒子が握つている。
目次
第1章 宇宙に終わりはあるのか?
第2章 素粒子と宇宙
第3章 宇宙原始のスープ
第4章 型破りな「弱い力」
第5章 暗黒物質と消えた反物質の謎
第6章 宇宙に特異点はあるのか?
著者等紹介
村山斉[ムラヤマヒトシ]
東京大学数物連携宇宙研究機構長、特任教授・理学博士。1964年生まれ。東京大学大学院博士課程修了後、1991年東北大学助手、2000年米カリフォルニア大学バークレー校教授などを経て数物連携宇宙研究機構長就任。2004年よりカリフォルニア大学バークレー校MacAdams冠教授。素粒子理論におけるリーダーの一人であるとともに、基礎科学分野における若き指導者の一人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Fondsaule
12
★★★★★ 初めの方は宇宙誕生から現在までなので、ほぼ今まで読んできたブライアン・グリーンの本の要約みたいなもの。この本はこれから宇宙がどうなるかが書いてある。とてもイメージしやすい形で「終わり」が明かされる。実際こうなるのかどうかはわからないけど、納得の説明だった。2018/05/17
本多
6
図書館:高校で理数系のコースに進んだら分かるくらいの内容でした。少し難しかったですが、楽しかったです。2012/10/19
仮ッ子
2
宇宙は自身を検閲し、検閲を通ったものしか我々に見せない???…煙に巻かれた感。こういうことをすうっと理解できるセンスが欲しい。私たちは「星のかけら」なのです、って表現にうっとりする止まり。くそう、理解したいっ!2011/02/07
たつ
1
やはり難しくて、理解できない 素粒子がたくさん見つかり、物質が分解されて理解が進んでいるようだが、特異点の話はわからなかった2023/04/13
ともぞう@
1
最近メディアで名前をよくみかけるので著書を手にとってみた....うん,わかり易い!科学ってこうでなくちゃ!と思わせる一冊.日々ニュートリノ浴びすぎだろwとか暗黒って何やねん!とか突っ込みながら読んだ.別本も手を出してみる.2010/11/21