内容説明
米中対決か、米中提携か、取り残される日本。習近平がシルクロードにかけた夢・「一帯一路」政策、アメリカの弱みを握るロシア、毛沢東化する習近平、北朝鮮への対応、首脳会談後に連結を強める米中、時代遅れの中国封じ込め政策に固執する安倍政権―。トランプ登場で「チャイメリカ」はどうなる？
目次
序章 ２０４９―習近平の夢
１章 トランプ大統領誕生で世界はどう変わるか？―ジョーカー（切り札）を持たないトランプに何ができるか？
２章 南シナ海領土紛争とアメリカ
３章 習近平シルクロードの夢
４章 「党の核心」に大化けした習近平
５章 非核・統一朝鮮の夢
６章 結びに代えて
著者等紹介
矢吹晋［ヤブキススム］
１９３８年生まれ。東京大学経済学部卒。東洋経済新報社記者、アジア経済研究所研究員、横浜市立大学教授を経て、横浜市立大学名誉教授。（財）東洋文庫研究員、２１世紀中国総研ディレクター、朝河貫一博士顕彰協会代表理事（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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越部社長
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中国を無視して、アメリカ頼み1本の日本外務省および当時の安倍政権の無策を詰り、もっと現実を冷徹に見よと言うのが本旨だと思われる。なる程と納得させられる部分も多いが、学術書なのか一般向けの本なのか性格がはっきりせず、特に前半は読みにくかったのが玉にキズ。2022/11/21
