内容説明
ネットやスマホの問題をわかりやすく説明。現代の子どもたちが置かれている環境や現状を報告。家庭や学校でできる指導、教育について具体的に解説。ネットやスマホのトラブルを防ぐためにどうすればいいか、身近に利用できるもの、簡単に実践できる方法を紹介。ネットやスマホの「怖さ」だけでなく、利便性や効果的な使い方についての提案。
目次
第1章 スホマが変える子どもの世界(そもそもスマホとは何?;スマホは「バイキング料理」に似ている ほか)
第2章 子どもとインターネット(インターネットが変える子どもの生活;デジタル教科書を使う授業 ほか)
第3章 深刻化するネットトラブル(「わかったつもり」が危ない;知らない人と友達になる理由 ほか)
第4章 今日から役立つ知識と対策(昔腕時計、今スマホ;子どもがスマホをほしがったら ほか)
第5章 ネット社会の未来と子どもたちのこれから(将来像を描くのがむずかしい;第4次産業革命がはじまる ほか)
著者等紹介
石川結貴[イシカワユウキ]
1961年静岡県生まれ。ジャーナリスト。家族・教育問題、児童虐待、青少年のインターネット利用などをテーマに取材。豊富な取材実績と現場感覚をもとに、出版のみならず新聞連載、テレビ出演、講演会など幅広く活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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阿呆った(旧・ことうら)
17
友達商法やソーシャルゲームの課金、リベンジポルノなど、まだ判断力が充分でない子どもへ、情報とどのように向き合わせたら良いか、考えさせられるところが多い。2017/01/29
ミヤビ
15
親がルールを決めるのではなく、子どもが自らスマホの使い方を考えるのが大事だということがわかった。スマホを使った時間×時給の計算はなるほど! と思った。私も今度計算してみようかな。2018/10/31
Humbaba
9
お金と行動に対する感覚は、大人と子供では大きく異なっている。普通はそれらは交わらないので問題にならないが、スマホがあればその交わりが容易になる。親は、自分が親しんでいるものではないのでその危険性を認識でいない可能性が高い。自分が与えたもので何ができるようになるかをよく認識して危険な部分は避ける必要がある。2016/11/09
shoko.m
6
いろんな経験を経てスマホを使うようになった大人と、生まれたころから携帯、スマホなどが当たり前にある子どもとではそのスタンスや使い方が違う。子どもが巻き込まれがちなスマホや携帯のトラブルは、わたしの予想を上回っていて身震いした。この本に載っていたけどと言って、春から持つ予定の息子に、事例の話ができたのはよかった。2016/12/23
あつだい
4
スマホのスの字も知らない大人に向けた一冊。子どもとスマホの現状がよくまとめられている。大人はもちろん子ども自身が読んだ方がよい。2016/10/22