目次
序論(中国新出土文献研究概述;上博楚簡における誤写の可能性について―『武王践〓』『鄭子家喪』を中心に ほか)
第1部 楚国故事の研究(上博楚簡『成王為城〓之行』の構成とその特質;上博楚簡『申公臣霊王』の全体構造 ほか)
第2部 故事類文献の研究―魯・斉・晋(上博楚簡『魯邦大旱』における旱魃とその思想;上博楚簡『競建内之』『鮠叔牙与隰朋之諌』の関係とその思想 ほか)
第3部 新出土文献から見る教訓書(北大漢簡『周馴』の思想史的研究―『詩』の引用を中心に;北大秦簡『教女』の基礎的研究)
著者等紹介
草野友子[クサノトモコ]
1981年、京都市生まれ。2009年3月、大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士学位論文「中国新出土文献の思想史的研究」により、博士(文学)取得。日本学術振興会特別研究員DC2・PD、京都産業大学文化学部特約講師、大阪大学大学院文学研究科助教などを経て、2020年4月より日本学術振興会特別研究員RPD(立命館大学プロジェクト研究員)。専門は、中国古代思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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