内容説明
教師と生徒に必要なのは、教授方法や学習環境だけでなく、「学ぶことの本質」への理解である。そして共に学習者となり、互いの視点で学習過程を見られるかが鍵となる。メタ分析研究の成果と学習科学の知見を照合し、身近で魅力的な31のテーマで、学習のよりよい成立条件を可視化する。
目次
第1部 学級内での学び(なぜ生徒は学校で学ぶことが好きでないのか?―ウィリンガムの主張;知識は教えることの障壁になるのか?;教師と生徒の関係 ほか)
第2部 学びの基礎(いかにして知識は獲得されるのか?;いかにして知識は頭の中に蓄積されるのか?;学習は意識的である必要があるのか、そしてジェスチャーの隠れた役割は何か? ほか)
第3部 自身を知ろう(自信―表にでてこないその3つの水準;自己高揚と「バカなやつともっとバカなやつ」の効果;自己制御の獲得 ほか)
著者等紹介
ハッティ,ジョン[ハッティ,ジョン] [Hattie,John]
オーストラリア・メルボルン大学教授、同教育研究所所長、学習科学研究センター所長代行。多数の著書を有する
イエーツ,グレゴリー[イエーツ,グレゴリー] [Yates,Gregory]
南オーストラリア大学上級講師。Educational Psychology編集委員。認知情報処理と社会学習理論の分野で多数の論文を有する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 人間と実存 岩波文庫