名前のない母子をみつめて―日本のこうのとりのゆりかご ドイツの赤ちゃんポスト

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名前のない母子をみつめて―日本のこうのとりのゆりかご ドイツの赤ちゃんポスト

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  • サイズ B6判/ページ数 200p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784762829338
  • NDC分類 369.4
  • Cコード C0036

出版社内容情報

日本初となる「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)を設置・運営し,母と子の命を見つめ続けてきた慈恵病院理事長自身の回想から,その誕生の背景に迫る。さらには,先行するドイツでの実態レポート,匿名・内密出産について議論し,日本での母子支援のあり方を問う。緊急下の女性と子どもをめぐる好評書籍の第2弾。

[関連書籍]
柏木恭典/著 『赤ちゃんポストと緊急下の女性:未完の母子救済プロジェクト』
無責任? 最善の選択?
なぜ彼女たちは子どもを産み,棄てるのか!?
赤ちゃんポストの取り組みの紹介を通して,今後の議論の基盤をつくる。
http://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784762828058

はじめに なぜ彼女たちは、赤ちゃんを捨てるのか?

第1章 母と子のいのちをみつめ続けて/蓮田太二 
  序  「誰にも相談できない」母と子をみつめる
 第1節 慈恵病院との出会い
 第2節 「こうのとりのゆりかご」への道
 第3節 若かりし日々を振り返る、医師としての原点

第2章 名前のない母子のために──赤ちゃんポスト、或いは内密出産/柏木恭典 
  序  赤ちゃんを捨てる箱? 合法か違法か、各国で検討される赤ちゃんポスト
 第1節 赤ちゃんポストを創設したシュテルニパルク
 第2節 匿名出産から内密出産へ
 第3節 赤ちゃんポストの行方

第3章 ドイツの母子支援の実践者たち/柏木恭典(訳編)
  序  ドイツの実践者からの提言
 第1節 ドイツの赤ちゃんポストと匿名出産を振り返る

目次

第1章 母と子のいのちをみつめ続けて(「誰にも相談できない」母と子をみつめる;慈恵病院との出会い;「こうのとりのゆりかご」への道;若かりし日々を振り返る、医師としての原点)
第2章 名前のない母子のために―赤ちゃんポスト、或いは内密出産(赤ちゃんを捨てる箱?合法か違法か、各国で検討される赤ちゃんポスト;赤ちゃんポストを創設したシュテルニパルク;匿名出産から内密出産へ;赤ちゃんポストの行方)
第3章 ドイツの母子支援の実践者たち(ドイツの実践者からの提言;ドイツの赤ちゃんポストと匿名出産を振り返る―その過去、現在、未来‐「捨て子プロジェクト」の事例に基づいて;社会の片隅で妊娠と出産に苦しむ女性たちをみつめて;望まない妊娠と妊娠葛藤相談/ヒルデ・フォルスト×柏木恭典)

著者等紹介

蓮田太二[ハスダタイジ]
1936年台湾に生まれる。1962年熊本大学医学部卒。1963年熊本大学医学部産科婦人科学教室入局。1969年社会福祉法人聖母会琵琶崎聖母慈恵病院。1971年同院長就任。1978年医療法人聖粒会慈恵病院を設立。病院の運営を移管。理事長就任。2007年「こうのとりのゆりかご」設立。運営開始。2011年病院長兼務

柏木恭典[カシワギヤスノリ]
1975年三重県四日市市に生まれる。2004年東京大学大学院教育学研究科博士課程中途退学。現在、千葉経済大学短期大学部こども学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

時遊神/中田毅志

2
この本の素晴らしさは色々とあるが一番は具体的な問題提起をしていながら誰をも責めていないことである。2016/05/15

ちゃーしー

1
こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)、匿名出産、内密出産の理念、現実、そして反対者への反論を丹念に書いた良書。パイオニアの情熱と海外の事例を踏まえたアカデミックな知見がうまく配置されており、様々考えさせられる。 特に内密出産の是非については、多様な角度や価値観から考える必要があり、読み終えた今も自分の中で結論を出せていない。 2023/01/30

海戸 波斗

0
出自を知る権利と誰にも知られたくない母。どっちの気持ちにも寄り添ってる。テレビで不妊治療でお医者になった子どもが出自を知りたいって。学生の製紙使ったって治療の責任者の医師は亡くなってるんmm妊娠を取り扱う人って神になった気がしてるのかな?自分の子どもは自分で育てたいよな。社会の宝みんなで育てましょうって嘘くさいしな。同情されれば悲しいしな。どうしたら一番いいんだろう。考え続けたい事項。2016/06/14

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