団地図解―地形・造成・ランドスケープ・住棟・間取りから読み解く設計思考

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団地図解―地形・造成・ランドスケープ・住棟・間取りから読み解く設計思考

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  • サイズ B5判/ページ数 138p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784761532352
  • NDC分類 527.8
  • Cコード C0052

内容説明

団地はどれも同じ…だなんて大間違い。地形を生かしたランドスケープ、コミュニティに配慮しつつ変化に富む住棟配置、快適さを求め考案された間取りの数々。目を凝らせば、造成から植木一本まで連続した設計思考が行き届き、長い年月をかけ育まれた豊かな住空間に気づくはず。団地の読み解き方。

目次

1章 団地フィールドワーク―現地で見つける団地の計画・設計のツボ(千里ニュータウン編;金沢シーサイドタウン編)
2章 団地解剖―空間の読み解き方(地形―団地の“置かれた”場所;造成―団地は地形の制約・農の束縛をいかに越えたか? ほか)
3章 団地7選―知られざる設計思考の探求(千里青山台団地(大阪府・千里ニュータウン)
―高原のような団地を生んだ包括的な設計プロセス
千里津雲台団地(大阪府・千里ニュータウン)―溶け出す造成と揺らめく南面平行配置が生む景観と共有スペース ほか)
4章 団地への証言(INTERVIEW:中田雅資さんに訊く―土木仕事から建築設計まで、「団地係」という仕事;団地開発年表1949‐1981)

著者等紹介

篠沢健太[シノザワケンタ]
工学院大学建築学部まちづくり学科教授。東京大学農学部、工学部、関西大学環境都市工学部非常勤講師。1967年生まれ。1995年東京大学大学院農学系研究科農業生物専攻博士課程修了。A.U.R.建築都市研究コンサルタント非常勤研究員、大阪芸術大学芸術学部環境デザイン学科准教授を経て現職

吉永健一[ヨシナガケンイチ]
吉永建築デザインスタジオ、団地不動産代表。1967年生まれ。1993年東京工業大学大学院建築学専攻修士課程修了。長谷川逸子・建築計画工房勤務などを経て吉永建築デザインスタジオ一級建築士事務所設立。団地の不動産仲介や団地の魅力を伝える活動も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chang_ume

4
住棟配置や歩車分離の建設計画を解読する上で、旧地形由来の微地形に焦点を置いたことが特徴的。ニュータウンが従来都市の外部に設定された結果、特に日本の場合は多くの事例で起伏に富んだ郊外環境が建設用地となるわけで、おのずから住棟や導線の配置は等高線を強く意識したものに。この経緯によって団地内に今も残る微地形が、「設計思考」の結果としてひとつひとつ理解されていく。また団地内に微地形が保全されたからこそ、それが今になってグリーンインフラとして再評価されうるポテンシャルも。団地理解の一冊目におすすめしたい本です。2019/04/10

Teo

0
スターハウスの次は団地のランドスケープや配置の本。ただしこちらはもう6年も前の本。ただ内容的にこの6年は関係ない。確かに造成技術の無い頃は土地をあまり削れなくてかえって起伏のある構造にしたりしたと思う。この中に出て来る百草団地には一度行ったけど、本当に斜面にある団地だなと思った。雰囲気が良い。団地の囲い込みの建て方は当初の考えとは合わない面が出るものだなと思った。2023/12/08

So Honda

0
大阪の千里団地は地形を生かし、あまり造成せずに作られたということ、公団と府営の間でも設計思想が違うということを知った。行きたくなった。文章は言及内容の重複が多いのが残念。2018/10/04

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