親密な人間関係のための臨床心理学―家族とつながり、愛し、ケアする力

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  • サイズ A5判/ページ数 180p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784760826346
  • NDC分類 146
  • Cコード C3011

内容説明

葛藤や対立を乗り越えて、ほどよい関係を求める夫婦、親子の事例集。家族の中での情緒的自立。親しく深いきずなでつながりながらも、関係に流されない私らしさをもつこと―のために必要な支援をさぐる。

目次

第1部 夫婦・カップルカウンセリング(終わりのない夫婦間葛藤の意味;親密性の危機としての不倫とカップル・セラピー ほか)
第2部 子育て期の家族と子ども(子育て中の家族の絆を深める支援―米国における家族支援を通して;児童虐待が生じた家族への心理臨床的支援―児童養護施設での心理士の取り組みから ほか)
第3部 家族が病気や障害を抱えたとき(発達障害と診断される前から、されてから;妊娠期・産褥期に母親が問題を抱えたときの家族 ほか)
第4部 家族の介護・看取り(がん終末期患者と家族;高齢者の問題と家族)

著者等紹介

平木典子[ヒラキノリコ]
統合的心理療法研究所(IPI)所長。津田塾大学英文学科卒業。ミネソタ大学大学院教育心理学専攻修士課程修了。立教大学カウンセラー、日本女子大学人間社会学部心理学科教授、跡見学園女子大学臨床心理学科教授、東京福祉大学大学院心理学研究科教授を経て現職に。家族心理士、臨床心理士、日本家族心理学会常任理事、産業カウンセリング学会常任理事など。専門は、家族心理学、臨床心理学

中釜洋子[ナカガマヒロコ]
東京大学大学院教育学研究科教授。東京大学教育学部卒業、同研究科修士課程・博士課程修了(教育学博士)。東京大学学生相談所助手、東京都立大学人文学部助教授、上智大学文学部助教授、東京大学大学院教育学研究科准教授を経て2008年より現職。家族心理士、臨床心理士。日本家族心理学会常任理事、日本家族研究家族療法学会評議員など。専門は、家族心理学、臨床心理学

友田尋子[トモダヒロコ]
甲南女子大学看護リハビリテーション学部教授。近畿大学看護学校卒業。立命館大学社会学研究科博士前期課程修了。大阪市立小児保健センター看護師、大阪市立大学看護短期大学部助教授、大阪市立大学医学部看護学科教授を経て現職に。財団法人大阪市女性協会評議員、日本DV防止情報センター運営委員、大阪市立大学教育研究センター客員教授など。専門は、小児看護学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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