くすりをつくる研究者の仕事―薬のタネ探しから私たちに届くまで

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くすりをつくる研究者の仕事―薬のタネ探しから私たちに届くまで

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  • サイズ B6判/ページ数 304p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784759819311
  • NDC分類 499.3
  • Cコード C3047

出版社内容情報

ひとくちに薬をつくるといっても,アプローチにはさまざまなものがある.くすりを合成したり,デザインしたり,くすりが効くしくみを追求したり.創薬にまつわる多方面からの研究を紹介しながら,くすりをつくる醍醐味を感じ取ってみよう.この一冊で,薬の世界がザックリつかめる.

第0章 薬の世界への誘い――プロローグ(松?勝巳)   

第1章 薬はどのようにつくられるのか――発見の歴史と開発秘話(中山和久)

第2章 薬を合成する――炭素の錬金術師(高須清誠)  

第3章 創薬ケミカルバイオロジー――自然に学ぶ薬づくり(掛谷秀昭)

第4章 薬の標的タンパク質の構造を決める――かたちから探る機能の仕組み(加藤博章) 

第5章 薬をいかにデザインするか――設計図づくりと分子の探し方(仲西 功) 

第6章 薬をはかる、タンパク質をはかる――質量分析からオミクス科学まで(石濱 泰)

第7章 薬が効く仕組みを探求する――イオンチャネルが拓く新しい創薬(金子周司)

第8章 体のなかを見る薬――放射性化合物を薬として使う(小野正博)

第9章 生体リズムと現代病――時計遺伝子を活用して治療する(土居雅夫・岡村 均)

第10章 体をめぐる薬の動きをあやつる――DDSでめざす効果的な投薬(?倉喜信)

第11章 生薬からの医薬品開発ものがたり――冬虫夏草からフィンゴリモドへ(藤多哲朗)

第12章 薬が私たちに届くまで――薬をつくる・ちがいを知る・効果的に使う(松原和夫・米澤 淳・中川俊作)

執筆者一覧

あとがき

索引

京都大学大学院薬学研究科[キョウトダイガクダイガクインヤクガクケンキュウカ]

内容説明

知りたい薬の世界がザックリわかる。くすりをデザインする。合成する。くすりが効く仕組みを追求する。くすりをつくるさまざまな研究の醍醐味を、第一線の研究者が解く。

目次

薬はどのようにつくられるのか―発見の歴史と開発秘話
薬を合成する―炭素の錬金術師
創薬ケミカルバイオロジー―自然に学ぶ薬づくり
薬の標的タンパク質の構造を決める―かたちから探る機能の仕組み
薬をいかにデザインするか―設計図づくりと分子の探し方
薬をはかる、タンパク質をはかる―質量分析からオミクス科学まで
薬が効く仕組みを探求する―イオンチャネルが拓く新しい創薬
体のなかを診る薬―放射性化合物を薬として使う
生体リズムと現代病―時計遺伝子を活用して治療する
体をめぐる薬の動きをあやつる―DDSでめざす効果的な投薬
生薬からの医薬品開発ものがたり―冬虫夏草からフィンゴリモドへ
薬は私たちに届くまで―薬をつくる・ちがいを知る・効果的に使う

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

seki

16
タイトルのほのぼのさとは違い、かなり専門的な内容。薬を創りだす仕事の奥深さを知る。世に発売されている薬は当然、作用機序が分かっているものと思っていたが、効果は分かっているものの作用機序は分からないものが多くあるといことに驚いた。その作用機序を解明するために薬理学という学問領域があるとか。今はコンピュータで、薬の種(シード)のデータベース化や化学反応のシミュレーションができ、開発にかかる時間、費用も抑えられているらしいが、まだまだ人間の身体の仕組みの複雑さは手強いようだ。2021/02/28

CCC

8
薬を作る側の人がなに考えてるのか知りたかったのだけれど、こりゃあむずかしい。考えが甘かったというほかない。でも当初の目的は果たせたと思う。こういうのは一般向けに噛み砕かれたものばかり読んでいた気がするので、ある意味いい薬になったかも。2020/01/19

秤谷隼世

3
京大の薬学系研究科の教授たちが、アカデミアにおける創薬研究について語っている本。アカデミアの視点をざっくり眺めるには良書。ただ薬をつくるっていっても、開発の話とか、臨床試験の話とか、特許の話とかはほとんどなされていない。あとは、薬学部の学生とかじゃないとこのレベルの話は読めないんじゃないかなぁ。文系の人とかでいきなりこれを読んでも厳しい気がする。 2017/06/10

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