内容説明
一九四二年、日本軍が占領したアッツ島とキスカ島。しかし、それから一年。両島は数奇な運命をたどる―玉砕のアッツ島、撤退のキスカ島。わずか三百キロしか離れていない両島の運命はなぜわかれたのか?
目次
第1章 樋口季一郎中将(ミッドウェー作戦の失敗;キスカ、アッツ島占領の真実 ほか)
第2章 アッツ島の玉砕(近代戦に参加する資格;米軍によるアッツ島奪還 ほか)
第3章 木村昌福少尉(奇跡の撤退;木村昌福の姿勢 ほか)
第4章 キスカ島からの第一次撤退作戦(樋口と木村に相通じるもの;海軍と陸軍の相互理解 ほか)
第5章 今度こそキスカ島へ(キスカ島に再出撃;救出まであと四時間 ほか)
著者等紹介
将口泰浩[ショウグチヤスヒロ]
1963年、福岡県生まれ。産経新聞社入社後、社会部編集委員などを経て2015年退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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