ネットと差別扇動―フェイク/ヘイト/部落差別

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ネットと差別扇動―フェイク/ヘイト/部落差別

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  • サイズ 46判/ページ数 154p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784759211030
  • NDC分類 361.8
  • Cコード C0036

内容説明

生み出される「新しい差別」、晒される「部落/部落出身者」。ヘイトクライムをどう止める?

目次

「部落差別解消推進法」施行とその意義
巨大プラットフォーム事業者「GAFA」とヘイトスピーチ
ネットの普及で顕在化する「晒し差別」の実態―鳥取ループ・示現舎の部落差別
「メディア・リテラシー」ではヘイトは防げない
「新しい差別」を生み出しているもの
差別の被害者救済をどう実現するか
ヘイト・フェイク情報の法的規制を考える―ドイツ「ネット執行法」を事例として
ネットにおける差別をどう止めるか
質疑応答

著者等紹介

谷口真由美[タニグチマユミ]
1975年生まれ。大阪大学非常勤講師、全日本おばちゃん党代表代行。国際人権法、ジェンダー法などが専門分野。TV、ラジオ、新聞のコメンテーターとしても活躍

荻上チキ[オギウエチキ]
1981年生まれ。評論家。メディア論を中心に、政治経済、社会問題、文化現象まで幅広く論じる。NPO法人ストップいじめ!ナビ代表理事。ラジオ番組『荻上チキ・Session‐22』(TBSラジオ)メインパーソナリティ。同番組にて2015年度、2016年度ギャラクシー賞を受賞(DJパーソナリティ賞およびラジオ部門大賞)

津田大介[ツダダイスケ]
1973年生まれ。ジャーナリスト/メディア・アクティビスト。ポリタス編集長。テレ朝チャンネル2『津田大介日本にプラス+』キャスターほか、ラジオのナビゲーターも務める

川口泰司[カワグチヤスシ]
1978年生まれ。愛媛県の被差別部落に生まれる。中学時代、同和教育に本気で取り組む教員との出会いから解放運動に取り組むようになる。大学卒業後、社団法人部落解放・人権研究所、社団法人大阪市新大阪人権協会を経て、2005年より一般社団法人山口県人権啓発センター事務局長として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なるみ(旧Narumi)

27
仕事の関係で読みました。2020/06/10

山口透析鉄

13
隣市の図書館に寄った際に借りました。 残念ながら自分で調べ考えもせずに周囲に合わせるだけ、そして動画等のひろゆき辺りを支持しているだけの若年層とかではお先真っ暗で、ある意味、この間の「教育」の成果が出て、日本全体がますます傾く結果を強めているのでしょうね。 ネトウヨ商売に絡め取られる層も多々いますし、未知なき道を切り拓いてきた情報技術者もこうなるとは思っていなかったのでしょうが、ダメなものはダメと言い続けるしかないような……それでも馬鹿の壁の向こう側にとどまっているのってSNS等に多々いますけれどもね。2022/11/26

kyoko

8
アウティングとカミングアウトは違う(川口泰司)人権は教育によってしか体得できない。権力に抗う概念が人権(谷口真由美)。被害者救済において、自力救済から他力救済へ。自力救済をサポートするしくみ作り(津田大介)。表現の自由とは、個人が国家に対して補償を求めるもの。一個人が隣の人に何を言ってもいいという類のものではない(荻上チキ)。メディア・リテラシーではヘイトは防げない。技術を教えることと社会水準で見て適切なふるまいができることは別問題(荻上)。等々キーワードの連続。この話し合いを進行した川口さんもすごい。2020/03/19

崩紫サロメ

8
2016年に「部落差別解消推進法」が施行された。これについて「寝た子を起こすな」という反応が多くみられ、内心私もその危惧は感じていた。だが、本書に書かれているように、ネットで検索してみると、ウィキペディアやヤフー智恵袋など目に付く所に差別を助長するような記述がある。「寝ている子などいない」、という本書の問題意識に納得せざるを得なかった。部落問題だけではなく、「人権というのは教育されなければ身につかない」これは様々なヘイトを見ていて感じる。2019/11/28

にく18

7
川口さんの講演を聴く機会があり、部落差別問題にあまりにも無知無関心だった自分を反省し、ちょっとずつお勉強の思いを込めて本買わせてもらいました。ネット上の差別問題を論じている書です。難しい問題ですよね、自分がされて嫌な事は他人にしない、をモットーにしてきましたが、自分OKでもそれをイヤだと思う人もいるんですもんね。ネットの向こうにも人がいることを肝に銘じていきたいと思います。2021/04/30

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