ハルキ文庫 時代小説文庫<br> 夏の戻り船―くらまし屋稼業〈3〉

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ハルキ文庫 時代小説文庫
夏の戻り船―くらまし屋稼業〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784758442183
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「皐月十五日に、船で陸奥に晦ましていただきたい」―かつて採薬使の役目に就いていた阿部将翁は、幕府の監視下に置かれていた。しかし、己の余命が僅かだと悟っている彼には、最後にどうしても果たしたい遠い日の約束があった。平九郎に仕事を依頼した将翁だが、幕府の隠し薬園がある高尾山へ秘密裏に連れて行かれる。山に集結した薬園奉行、道中奉行、御庭番、謎の者…平九郎たち「くらまし屋」は、将翁の切なる想いを叶えられるのか!?続々重版中の大人気時代エンターテインメント、堂々のシリーズ第三弾。

著者等紹介

今村翔吾[イマムラショウゴ]
1984年京都府生まれ。「狐の城」で第23回九州さが大衆文学賞大賞・笹沢左保賞を受賞。デビュー作『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』(祥伝社文庫)で2018年、第7回歴史時代作家クラブ・文庫書き下ろし新人賞を受賞。同年、「童神」で第10回角川春樹小説賞を、選考委員(北方謙三、今野敏、角川春樹)満場一致の大絶賛で受賞。「童神」は『童の神』と改題し単行本として刊行。多くのメディアで大絶賛されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

335
シリーズ第3弾!今作はくらまし方より、闘いの方に魅了されました。『魁!男塾』を読んでいる感じでした。虚の組織が巨大ななのは間違いなく、平九郞と同等な剣士の仲間がくらまし屋に入らないと、虚という組織は戦えないんじゃないかと思いますね。幕府も絡み、あのお方と接触あり、平九郞の過去も垣間見えて、次作を早く読みたくなりますね。次作も期待できそうです。それにしても死期が近づくと愛する人のそばに行きたくなるのかな。涙腺弱いからウルッとしました。2019/01/31

W-G

333
くらまし屋と虚がついに邂逅。全体的に今作は、剣客小説の色合いが濃厚で、今村ファンからすると、賛否あるかも。いきなり惣一郎と決着という訳にもいかず、続き物の都合として、虚の新メンバーが登場。この持って行き方は大正解で、アクションを求める向きからすると、よりシリーズに愛着と期待が沸く。そして、惣一郎の強さを印象づけるのにも効果的。本筋のくらまし業の方も、余韻のある結末で、最後の最後にぼろ鳶とのリンクを出すあたりは憎い演出。何気に櫂五郎も出演。序章の意味だけがよくわからなかった。これもぼろ鳶リンク?2022/07/10

海猫

294
シリーズ第3弾。前作は変化球気味だったけれど、今回は真っ正面から型を守った作りの内容。くらまし屋のチーム的活躍もあって楽しい。特に見せ場は後半の剣戟場面。かなりの強敵と平九郎が連戦状態になるので、読んでいて手に汗握る。悪の組織「虚」との対立は後々、シリーズを追うことに激化していきそう。かなり哀切ながらも爽やかさが残るラストもあって、今回も面白く読めた。2018/12/16

しんたろー

253
第3巻でエンジン全開になってきた感じ…依頼人の老学者(本草家)安部将翁が軟禁されている高尾山へ奪還に赴く”くらまし屋”の三人は、将翁を見張る幕府側、陰の組織〝虚〟と三つ巴の戦いになる。今回は特に、立ち回りシーンが格好良く、平九郎 vs 惣一郎は手に汗握る緊迫感で楽しめた。道中奉行・篠崎瀬兵衛という昼行燈を装っている切れ者が物語上で重要なポジションになってきたのも面白く、今後の絡み方が気になる。最後は胸がキュンとする幕の下ろし方も好み。 『ぼろ鳶』の武蔵と櫂五郎がチラッと登場するファンサービスも嬉しかった。2019/11/11

修一郎

228
第3弾面白かったー。でっかく仕掛けるコンゲームのようなくらまし技を期待していたので期待通り。幕府の秘密の薬草園だなんていつもながら舞台が面白い。依頼人もなかなかユニーク,せっかくだから毒物や鉱物の蘊蓄が絡んでくれるともっと面白かったけども。今回は重大な秘密の帰趨が不明だったので「虚」とともに引っ張るのでしょう。前作の炙りやさんに加えて敵も増えていくことだし,この先連合軍同士での戦いとかもありそうだ。くらまし屋さん側には瀬兵衛さんを加えてね。すぐに第4弾行きます。2021/07/30

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