白衣の神様

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  • サイズ B6判/ページ数 295p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784758412018
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

七色一味

33
読破。以外、と言っては失礼だけど、等身大の医療現場の声を聞いているような、そんな感じもする短編集。作者さんは千葉の方の内科医さん。それだけに、リアルな物語があります。お医者さんや看護師さんが着られる白衣。あれは、ひとの生死をその手に握る、その責任の重さをも象徴する衣装なんだな、と認識を新たにしました。2013/01/17

タックン

23
医療に従事する人々を描いた短編集。読みやすい。(約束)と(雪解け)がよかったかな。でも医者だからって(白衣の神様)って題名はないよなあ・・・?2012/11/03

ちゃんみー

22
看護師、薬剤師、医院出入りのMR、医師の立場での5編の短編集でした。どの話も心に残る良い話でしたが、『父の足音』が身につまされました。私は、自分勝手で何かと私とは意見が合わない父親をやはり未だに理解できずにいますが、そのうち理解できる日がくるのでしょう。特別盛り上がるような仕掛けがある本ではありませんでしたが、あ〜落ち着くな〜って思える作品でした。初結城作品でしたので、また別のものも読んでみたいと思います。2012/09/30

ミーコ

16
久しぶりの結城さんでしたが とても良かったです。 長編かと思って読んでみたら 短編だし、頼りないかも…と思ったりしたけど どれも、とても良かったです。特に「死に顔」と「父の足音」は涙が滲んで来ました。また、結城作品を読んでみたい。よい作品に巡り会えました。2013/06/04

Junna.S

13
読友さんからおススメいただいた本。医療従事者と病に係わる5つの短編集。作者が現役医師と聞き、なるほどと思った。病気や治療の内容がリアルであるのに加え、登場人物たちが適度に等身大なので、とても親近感が湧いた。短編集なので、物語に厚みがないと言えなくもない。しかし、ひとつひとつの物語には、それぞれ考えさせられる部分があり、そういう意味では短編だが「深い」物語と言えるかもしれない。感情論に偏って「お涙頂戴」モノになってしまうより、この本のように、ホロリ、じんわりさせられたりする位のものの方が、個人的には好みだ。2013/06/19

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