アメリカの高校生が読んでいる経済の教科書

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  • サイズ A5判/ページ数 239p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784757214767
  • NDC分類 331
  • Cコード C0033

内容説明

NCEE(アメリカ経済教育協議会)のスタンダード20を日本人向けにアレンジ。経済とお金のことがすらすらわかる。

目次

第1章 家計の経済学―どうすればお金を増やせるのか?(希少性―資源は有限、人間の欲望は無限;インセンティブ―人間の選択は損得に左右される ほか)
第2章 企業の経済学―経営者は利潤の最大化を目指す(起業家―より大きな報酬のために起業する;企業―個人的欲望の充足V.S.利潤の獲得 ほか)
第3章 金融の経済学―銀行から上手にお金を借りる方法(家計と銀行―あなたの信用で利息は決まる;企業と銀行―銀行はお金の仲介者 ほか)
第4章 政府の経済学―政府も市場も失敗をする(パーソナルファイナンス国債編―国債の利回りで景気がわかる;財政政策―政府は企業の代わりに公共財を作る ほか)
第5章 貿易の経済学―日本は再び鎖国できるか?(貿易―自由貿易は世界全体の生活を豊かにする;外国為替相場―為替レートは通貨の需要と供給で決まる)

著者等紹介

山岡道男[ヤマオカミチオ]
早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授。1948年、東京生まれ。早稲田大学大学院経済学研究科博士課程中退。学術博士(早稲田大学)。専門は、アジア太平洋地域の国際交流論、経済学教育論

淺野忠克[アサノタダヨシ]
山村学園短期大学コミュニケーション学科専任講師。1951年、東京生まれ。早稲田大学大学院経済学研究科修士課程修了。専門は、国際経済学、経済教育論、高等教育論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コウメ

48
全体としては3つの構成になっていて、「企業の経済学」「金融の経済学」「政府の経済学」の3つ。内容は基本的な知識が多かった。FP、簿記を勉強してるからイメージしやすい。表面的な知識が多くスラスラっと2019/09/23

犬こ

20
似たようなコンセプト本は数多くあるかと思いますが、とてもわかりやすい!金利、株、インフレ、円高、トレードオフなどなど、なぜそれが起こるか、必要かまで、かみくだいて説明されています。こんな教育を受けられるなんて、アメリカの高校生がうらやましい。他シリーズも読みたいです。2016/12/14

さり

12
経済のもう一つの本でも、高校5教科を完璧にこなせた人はいないと書いていたし、この本においても日本の経済学は暗記とかいてあって、教育心理学の授業中でもクイズ番組が馬鹿らしいとあったりして、学歴コンプが今までこびりついていたのが完全に無くなった インフレ=貨幣価値低下2024/03/28

アイスマン

10
インフレになると金利が上昇する理由。インフレに伴う貨幣価値の下落を避けるため人々は市場価格が上がる前に買い物しようとするインセンティブが働く。一方、銀行においては人々にお金を預金し続けてもらうため、インフレ率を上回る金利を設定するようになり、その結果として金利が上昇のである。2017/03/02

たい焼きは中身無し@復活したい

9
読了 非常にわかりやすい内容。基礎の基礎。他の経済の入門書と比べるとこちらは広く浅く といった感じ。一応「教科書」だしその点は仕方ないのかもしれないけれど、とても解りやすく出来ている。14歳で読めたのはかなり運が良かったかもしれない。2014/10/15

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