内容説明
坂本龍一+高谷史朗「LIFE」のテクストを“読む”。オペラ(1999)&インスタレーション(2007)使用テクストを集成。
目次
「LIFE」TEXT+IMAGE
Opera「LIFE」をめぐって(Opera「LIFE」への序(浅田彰)
Opera「LIFE」の語るもの―解説に代えて(浅田彰)
音楽史の転換点に立って―Opera「LIFE」の位置(坂本龍一+浅田彰))
Installation「LIFE‐fluid,invisible,inaudible…」をめぐって(Installation「LIFE‐fluid,invisible,inaudible…」への序(浅田彰)
Installation「LIFE‐fluid,invisible,inaudible…」アーティスト・トーク(坂本龍一+高谷史朗、モデレーター:浅田彰))
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
メガネねこ
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★★★★1999年に開演された坂本龍一のオペラ「LIFE」と2007年にYCAMで開催されたインスタレーション「LIFE-fluid, invisible, inaudible...」をマッシュアップして制作された本。端的に言うと、この本はまるで「LIFE」の概念を本という紙媒体に落としたメディアアートである。それぐらい美しい装丁とエディットで仕上がっている。 メディアアートとは何もニューメディアを介していなければ成立しないわけではないと思うので、概念を可視化・触覚化してあるものという捉え方をすれば、2011/02/02