不完全な現実―デジタル・メディアの経験

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  • サイズ B6判/ページ数 263p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784757170384
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0070

出版社内容情報

デジタル・メディアがもたらした新しいリアリティは、従来のリアリティとの違いは? 考察とアイデアに満ちたエッセイ集。

内容説明

デジタル・メディアは私たちを変えたのか?イメージと現実感の問題を中心に、アーティストの実践を通して見えてきたアイデアに満ちたエッセイ集。

目次

1 不完全さのリアリティ(不完全さの克服;現実感生成についてのスケッチ;デジタル・メディアからイメージの理解と生成を考える ほか)
2 コンピュータのリアリティ(構造と表象―コンピュータとゲーム;リンクと自己言及;仮想空間上の重力と無重力)
3 デジタル・メディア・イメージ(鏡について―視覚情報の処理とは;視線と発見―絵画・写真・デジカメ;デジタル・イメージの複製と表示―スクリーン・ディスプレイ・プロジェクション ほか)

著者等紹介

藤幡正樹[フジハタマサキ]
1956年東京生まれ、メディア・アーティスト。1989年から1998年まで慶應義塾大学教授、1999年から東京藝術大学教授、2005年から同大学大学院映像研究科長。80年代初頭からコンピュータを使った作品制作を経て、90年代からはインタラクティヴな作品を次々に発表。ネットワークをテーマにした作品「Global Interior Project#2」はリンツ、アルス・エレクトロニカでゴールデン・ニカ・グランプリを1996年に受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ubon-ratchat

0
面白いけれど、やや食い足りない……「インターコミュニケーション」連載からの再構成と聞いて納得したけれど。2010/11/08

hosakanorihisa

0
エッセイ的なので気付きがもう少しのところで手を離れてしまうもどかしさがある。写真=見ることに対する論考も多くうれしい。2009/04/11

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