内容説明
ライブ、ダンス、演劇、ミュージカル…舞台芸術を誰もが楽しむことができるように、文化施設や舞台をつくる人々に何ができるのだろう。人々とアートの間の「障害」をなくし、つなぐ、新しい「サービス」の実際がわかる初めてのハンドブック。多様な人々が生きる社会のデザインに向けて。
目次
第1部 障害者の舞台芸術鑑賞サービスデザインとは(音楽・ダンス・芝居を誰もが楽しめるように―障害者と舞台芸術;調査報告から考える―「障がい者の舞台芸術表現・鑑賞に関する実態調査報告書」)
第2部 障害のある人とのそれぞれの向き合い方(障害を知る―障害種別基本特性;特性にそくしたサービス―基本技能;移動・情報・コミュニケーション―鑑賞サービスの基礎知識)
第3部 鑑賞サービス事業を実際につくってみる(どうやって始めるか―事業企画;準備が8割―事業制作;舞台当日―事業運営;障害者と社会―障害者関連法律の変遷;多様な人の生きる社会をデザインする―超高齢化社会へのひろがり)
著者等紹介
南部充央[ナンブミツオ]
障害者も参加できる舞台芸術の企画制作、運営に携わる。公益財団法人全国公立文化施設協会コーディネーター。2016年国際障害者交流センターと日本財団パラリンピックサポートセンターによる「障がい者の舞台芸術表現・鑑賞に関する実態調査」のプロジェクトチームに参画、各種舞台のアドバイザー・研修を務める。2019年ピン・チョン演出「生きづらさを抱える人の物語」(東京芸術劇場)制作ディレクター。日本障害者舞台芸術協働機構代表理事。株式会社リアライズ取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。