出版社内容情報
あなたは三上晴子を知っているか
現代美術家、メディア・アーティストの三上晴子(1961-2015)の作品、論考、同時代を伴走した主要な人物による回想、関連資料を網羅する。
内容説明
現代美術家/メディア・アーティストの三上晴子(1961‐2015)と同時代を伴走した人々が描く、その活動の軌跡。三上晴子の作品、論考、年譜も掲載。
目次
1(三上晴子と80年代;キヤノン・アートラボと三上晴子;楽しみと日々―00年代以降の三上晴子との協働;久保田晃弘:多磨美術大学におけるメディア・アート教育の実践;アンドレアス・ブレックマン:ヨーロッパの三上晴子;高祖岩三郎:ある特異な唯物論―90年代ニューヨークにおける三上晴子との会話)
作品図版
2(追悼・三上晴子―彼女はメディア・アーティストだったか;飴屋法水インタビュー:三上のこと)
3(三上晴子作品のそれから―“欲望のコード”と“Eye‐Tracking Informatics”;Unfinished Conversations―三上晴子の30年)
著者等紹介
馬定延[マジョンヨン]
1980年韓国ソウル生まれ。東京藝術大学大学院映像研究科博士後期課程修了(博士・映像メディア学)。現在、明治大学国際日本学部特任講師、多摩美術大学研究員、韓国『月刊美術』東京通信員
渡邉朋也[ワタナベトモヤ]
1984年生まれ。美術家、山口情報芸術センター「YCAM」アーキビスト。多摩美術大学美術学部情報デザイン学科卒業後、同大学情報デザイン学科研究室、同大学図書館勤務を経て、2010年から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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