建築・都市レビュー叢書<br> 隈研吾という身体―自らを語る

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建築・都市レビュー叢書
隈研吾という身体―自らを語る

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  • サイズ B6判/ページ数 316p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784757160767
  • NDC分類 523.1
  • Cコード C0052

出版社内容情報

「負ける建築家」隈研吾は、なぜ勝ち続けられるのか? 隈建築の思考回路に迫る  

国内外で数多くのプロジェクトを手がけ、現在、もっとも脚光を浴びている建築家、隈研吾の建築と思考を読み解く一冊。一般的には、建築家という職能は、パワフルで能動的(安藤忠雄)、アーティスティックで活動的(磯崎新)、といった風に認識されているが、「負ける建築」を標榜する隈の建築思想の大きなキーワードは「受動性」である。隈においては、建築が受動的な行為であるのだが、その思考は一般の建築家イメージと真逆であり十分に理解されていない。そこで本書では、隈研吾の今日までの経歴と、数ある著作と建物とを結びつけて検討し、さらに隈自身にインタビューすることによって、隈研吾の旺盛な活動の中にひそむ受動的なバネ、つまり隈の創作に隠された発条を明らかにする。

大津若果[オオツミズカ]
著・文・その他

内容説明

「負ける建築家」隈研吾はなぜ勝ち続けられるのか?隈建築の思考回路に迫る!

目次

第1章 建築は経済に従う―隈の幼年時代
第2章 身体的感性―隈の学生時代
第3章 生きている伝統木造
第4章 商品ではない建築を目指して―隈の地方時代
第5章 汎コンクリートから場所・素材・技術へ
第6章 コンピュータを身体化する
第7章 世界の環境に愛される建築―隈の海外時代

著者等紹介

大津若果[オオツミズカ]
1975年生まれ。建築史、建築研究。早稲田大学大学院理工学研究科建築学専攻博士課程満期退学、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻論文博士(工学)。文化庁芸術家派遣在外研修員でメキシコに滞在。摂南大学理工学部建築学科非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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鵐窟庵

4
建築家としての隈研吾の半生を通して戦後日本建築の歴史を覗き込むようであった。若い頃にオリンピック建築に憧れて建築を志して、その後石油ショックで建築に反動的になり、バブル期は反商業的なスノビズムとしてのポーズ、そしてバブル以後の仕事のなかった時代に地域性や素材性に再び建築の希望を見出して、現在の隈研吾の像が出来上がる。常に建築と社会の関係から自己を相対化し、規範化と逸脱化を繰り返して変容し続ける建築家の半生と本書が次第に変容していく書きぶりの過程と重なっていた。変容の先にあるのは自由か、老熟か。2018/08/15

引用

1
資料性も悪くなく結構まとまっていて読みやすいいい本だと思うんだけど、本文にパッチワーク的に埋め込まれた隈研吾の言説と筆者の言葉が全く同じ認識なのが少し独裁国家っぽい、これなら隈研吾の著書として出している他のインタビュー本(『僕の場所』とか)と同じである、世間に誤解されている隈研吾の実際の姿を広めたいという著者のモチベーションに根本的な意味不明さがある(こんな予定調和の答え合わせインタビューしてから抜き書きを読み物に再構成するくらいなら普通にインタビュー形式にすればよいので)2021/12/31

doji

0
横断的に隈研吾の著作と作品、発言に触れられているので、第三者視点からの氏の姿が立体的に現れてくるような、とてもいい本だなと思った。もう少し、身体性のようなものに寄った内容を期待したけれど、そういった内容もあるけれど、どちらかというと概論的な趣向が強く感じた。2020/09/11

takao

0
隈研吾事務所は所員が元気 2019/09/15

てまり

0
梼原町に行くことにした2019/03/22

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