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出版社内容情報
「負ける建築家」隈研吾は、なぜ勝ち続けられるのか? 隈建築の思考回路に迫る
国内外で数多くのプロジェクトを手がけ、現在、もっとも脚光を浴びている建築家、隈研吾の建築と思考を読み解く一冊。一般的には、建築家という職能は、パワフルで能動的(安藤忠雄)、アーティスティックで活動的(磯崎新)、といった風に認識されているが、「負ける建築」を標榜する隈の建築思想の大きなキーワードは「受動性」である。隈においては、建築が受動的な行為であるのだが、その思考は一般の建築家イメージと真逆であり十分に理解されていない。そこで本書では、隈研吾の今日までの経歴と、数ある著作と建物とを結びつけて検討し、さらに隈自身にインタビューすることによって、隈研吾の旺盛な活動の中にひそむ受動的なバネ、つまり隈の創作に隠された発条を明らかにする。
大津若果[オオツミズカ]
著・文・その他
内容説明
「負ける建築家」隈研吾はなぜ勝ち続けられるのか?隈建築の思考回路に迫る!
目次
第1章 建築は経済に従う―隈の幼年時代
第2章 身体的感性―隈の学生時代
第3章 生きている伝統木造
第4章 商品ではない建築を目指して―隈の地方時代
第5章 汎コンクリートから場所・素材・技術へ
第6章 コンピュータを身体化する
第7章 世界の環境に愛される建築―隈の海外時代
著者等紹介
大津若果[オオツミズカ]
1975年生まれ。建築史、建築研究。早稲田大学大学院理工学研究科建築学専攻博士課程満期退学、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻論文博士(工学)。文化庁芸術家派遣在外研修員でメキシコに滞在。摂南大学理工学部建築学科非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鵐窟庵
引用
doji
takao
てまり