ジャスト・ベイビー―赤ちゃんが教えてくれる善悪の起源

個数:

ジャスト・ベイビー―赤ちゃんが教えてくれる善悪の起源

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月19日 11時16分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 277p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784757160637
  • NDC分類 376.11
  • Cコード C0011

出版社内容情報

赤ちゃんはモラリスト!

「赤ちゃんは自己中心的で、両親や環境から社会性や道徳を学んでいく」長年信じられてきたこの通念に、発達心理学者である著者は真っ向から反対し、赤ちゃんは既に善悪を判断する能力を持っているという。
本書は道徳、差別、嫌悪感など、さまざまな問題を提起すると同時に、よりよい社会をつくるために私たちに何が必要かを提言する。赤ちゃんを対象とした実験も数多く紹介され、興味深く読める一冊。

第1章 赤ちゃんの道徳生活
第2章 共感と思いやり
第3章 公平、地位、罰
第4章 他人
第5章 体
第6章 家庭の問題
第7章 よい人になるために

【著者紹介】
イエール大学心理学部・認知科学部教授。著書に『喜びはどれほど深い?』(インターシフト)などがある。

内容説明

赤ちゃんはモラリスト!「赤ちゃんは自己中心的」という通念に、心理学者が挑む!精緻な実験で、人間は赤ちゃんの時から善悪の判断力を持つことを立証。さらに道徳、差別、嫌悪感などの問題にも触れ、よりよい社会をつくるために私たちに何が必要かを提言する。道徳感情の心理学。

目次

第1章 赤ちゃんの道徳生活
第2章 共感と思いやり
第3章 公平、地位、罰
第4章 他人
第5章 体
第6章 家族の問題
第7章 よい人になるために

著者等紹介

ブルーム,ポール[ブルーム,ポール] [Bloom,Paul]
発達心理学者・認知科学者。イェール大学心理学部教授。哲学・心理学協会(SPP)前会長。アメリカ出版社協会最優秀賞、アメリカ心理学会発達心理学書籍最優秀賞など数々の賞を受賞

竹田円[タケダマドカ]
翻訳家。東京大学人文社会系研究科博士課程満期退学。専攻スラヴ文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

20
人間はいつから「善悪」や「公平」といった行動規律を持つのか?という素朴な疑問への解答を見つけるために行われる様々な実験方法が面白かった。ほぼ6年の間子育てし、様々な子を見せてもらっていて感じるのは、多少の誤差はあれど多くの子どもは「好きな人に見ていてもらいたい」という素朴な欲求のために結構努力する、ということだ。そのぼんやりした認識を統計としてまとめる研究を「素晴らしい」ととるか、「資金の無駄」ととるか。ここもまた興味深い。2018/04/21

Isamash

9
ポール・ブルーム・イエール大学心理学教授による2013年著作の訳本。人間の本性は善なのか悪なのか、それを探究するアプローチの一つとして赤ちゃんの心の研究結果をまとめたもの。大いに驚かさ且つ大変に面白かった。私自身は赤ちゃんはひたすら自己中心的な存在で教育によって後天的にモラルを身につけていくと思っていたが、どうやらそうでは無いらしい。即ち、人形劇を見せられた生後6ヶ月の赤ちゃんは親切な人形と意地悪な人形を区別し、親切な方を好んだ。また、1歳3ヶ月の赤ちゃんは大人の不公平な分配を公平な分配より長く見つめた。2021/12/05

Masakatsu Yamasaki

2
人間の道徳性の分析にあたって、赤ちゃんをはじめ様々な実験の結果を紹介している。赤ちゃんには道徳があり、生後半年で親切なものといじわるなものを区別し、親切なものを好む。合理的熟考を働かせて大人になると、やみくもに平等を尊重するのではなく物事を相対的に評価できるようになる。以下メモ。サイコパスの欠陥は他者の苦痛に対する無関心。自分を騙した相手に対する電気ショックには、男性は快感が働き女性は共感を示す。子猫をいたぶるものを罰するべきだと思うのは犠牲者の立場になった時に私が望むこと。共通の敵によって一つになる。2019/11/14

marukuso

1
赤ちゃんに対する実験から,共感や思いやり,道徳性に至まで,そもそも人間に備わっているのではないかと思われる。○や△,□といった抽象的な図でも擬似的な関係,○が□にいじめられ,△が○を助ける,といった映像からでも赤ちゃんは□に対し悪く思うし,○を助けてあげたいと思ったりする。血縁者,内集団へと共感の輪が広がることで道徳性も進化したのであろう。2022/07/24

まきぃぃぃ

1
様々な実験をしていて興味深かったけど、面白くは無かったかな。グラフとか視覚的なものも欲しかった。あともっと深い考察を期待してた。結果だけをずらずら述べてる感じが…。理系出身者としては、赤ちゃんを被験者にするのって、植物や菌を扱うよりも難しそうだと思いました(笑)2015/09/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9755605
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。