世界はデタラメ - ランダム宇宙の科学と生活

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世界はデタラメ - ランダム宇宙の科学と生活

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  • サイズ B6判/ページ数 301p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784757160606
  • NDC分類 421
  • Cコード C0040

出版社内容情報

偶然の世界へようこそ!

●3つの天体――地球、月、太陽の運動さえ正確に測れない事実が、決定論的宇宙観を一掃
●カオス――カオス理論が決定論の「なごり」を覆した
●ランダム――素粒子のレベルでは、すべてが確率に依存している
●統計的な物質――個々には絶対に追跡できない素粒子の「集団」の働きを理解
●量子の猫はいない――なぜ「マクロ」の世界は確定しており、予測可能なのか
●アインシュタインの量子宇宙への反応――「神はサイコロを振らない」
●時間の矢と宇宙の未来――エントロピーの増大と宇宙の膨張
                                     …などなど

カジノのルーレット、地震を引き起こすカオス、量子の奇っ怪なふるまいまで、宇宙の驚くべき現実をときほぐす「偶然の科学」への招待!

第0章 賽は投げられた

第1章 ありえない世界
 パターンを見つける
 科学のパターン
 無作為性という混乱
 リスクを考慮する
 古典からカオスまで

第2章 無作為どころではない
 成功要因
 無作為の成功
 迷信が因果関係に魔法をかける
 自然のサイクル

第3章 幸運をはかる物差し
 人間味のないエコノミスト
 可能性に賭ける

第4章 すべては統計次第
 どれほどの価値があるか?
 大数の法則
 結果を分配する

第5章 時計じかけの宇宙
 ニュートンによる宇宙
 その仮説は必要ない

第6章 三体だけでいい
 相対性が特別になる
 永遠の三角関係

第7章 カオス!
 予測できないこと
 次のベストセラー

第8章 統計上の実体
 標本抽出
 科学による目くらまし
 すべては文脈のなかに
 統計は公平ではない
 まれな出来事

第9章 無作為とはどういう意味か
 ランダムを発生させる
 いいとこ取り
 偏ったターゲット
 “重要な”とはどこまで重要なのか
 確率
 無作為性のソース

第10章 本当の無作為
 量子力学的な原子へ
 光の革命
 不確実性の実例

第11章 量子の猫なんていない
 量子のトンネルのなかで
 死んでいるか生きているか
 量子を解明する

第12章 ありえない世界ふたたび
 量子力学の窓
 アインシュタインの隠された真実
 量子の秘密
 量子で計算する
 転送を頼む

第13章 熱を追う
 法則を決める
 変化の法則
 無秩序を定量化する
 エントロピーが賽をふる

第14章 マクスウェルの悪魔
 混ざっているものをわける
 一意性は無秩序
 時間というミステリー
 時計じかけが停止する

第15章 水晶玉と勝ちヤギたち
 星々のなかにある
 将来像
 模擬の世界
 車とヤギ
 火曜日に生まれて

第16章 ベイズ師とゴールデンレトリバー
 よい推測はなにもないよりまし
 ベイズさんのご神託

第17章 自由意志?
 私のラッキーナンバー
 私はそうせざるをえなかった
 時計じかけのなかのスパナ
 無作為の神

【著者紹介】
1955年生まれ。サイエンス・ライター。著書に『超能力の科学』(エクスナレッジ)、『重力はなぜ生まれたのか』(ソフトバンククリエイティブ)などがある。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sow

1
ランダム(デタラメ)というひとつのテーマにそって、確率だったり物理だったり統計学だったり多岐に渡る内容が書かれている。 章によっては難しい部分もあるが、興味あるところを気楽に愉しめばいいと思う。科学エッセイ的な感じ。2017/11/25

nakagawa

1
量子論のとかは難しくてあまりわからなかったが最初らへんは面白かった。ビルゲイツやジョブズは優れた才能はもちろんあるが運も、持ち合わせてたと2017/04/18

Akira Suzuki

0
最初の方は面白かった。量子論のあたりからついていけなくなる。お手上げ。2015/08/22

僕です

0
テーマが多くて筆者の見識の広さに驚く。科学はランダムか非ランダムの境目をつきつめていくことなんだなと思いました。モンティホール問題はとても印象に残りました。2015/05/02

フィ

0
デタラメさにも種類があって、古典的に無作為とされるものからカオス的なものがあるとして、数式を殆ど用いず言葉により解説されていた。ただ、数式がない故、その定義と違いが明確には分からなかった所があったが…取り上げられていたトピックは広範囲に渡り、量子論における論争、不確定性原理、観測問題と世界解釈や多元的宇宙論、脳における認識論は面白い。読みものとしては良いかも。2015/03/29

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