内容説明
歴史的な“転形期”をむかえている現代に、未来を拓くモノ作りの可能性を示す12の講義。建築家・石山修武の思考の軌跡。
目次
バラック浄土・伴野一六邸異聞―地球を漂流するモノと住宅
錆びついたポルシェとノアの方舟―川合健二考
ドロップ・シティその後、アメリカの夢―バックミンスター・フラーと読者そして編集者たち
数学と建築に関する初歩的考察―佐渡宿根木集落に学ぶ
現代若者の1つの傾向について―ドラキュラの家を介して、ニート、フリーター、ホモセクシュアルについて考えてみる
サティアンが予告していたこと―グローバル・スタンダードと建築スタイル
転形期の建築―俊乗房重源と大仏様、浄土寺浄土堂について
水晶宮から、サー・ノーマン・フォスターまで―イギリス型ハイテク建築とジェームズ・ボンド
フォルムについて―ル・コルビュジエのラ・トゥーレット修道院、地中海の光、そしてクセナキスへ
ミース・ファン・デル・ローエの不思議―バルセロナ・パビリオンの地下
光について―ルイス・カーンのブリティッシュ・アート・センター
闇から光へ―むすびにかえて
著者等紹介
石山修武[イシヤマオサム]
建築家。早稲田大学理工学部教授。1944年生まれ。1966年早稲田大学理工学部建築学科卒業。1968年同大学院修了。1985年「伊豆の長八美術館」で第10回吉田五十八賞、1995年「リアス・アーク美術館」で日本建築学会賞、1996年「ヴェネチア・ビエンナーレ建築展」金獅子賞ほか受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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