宇宙は生命でいっぱい?―惑星探査が明らかにする新しい宇宙

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  • サイズ B6判/ページ数 275p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784757160446
  • NDC分類 445
  • Cコード C0044

内容説明

私たちは、もはや孤独ではないのだ!アメリカと欧州の新たな宇宙競争は、新たに多くの惑星の発見をもたらした。その中には我々の地球のような生命あふれる世界が存在しているかもしれない。初めて系外惑星が発見された1995年からの惑星探査をつづるサイエンスドキュメント。

目次

第1章 新世界発見への苦闘
第2章 エキセントリックな惑星たち
第3章 私の唇にキスして、かわいこちゃん
第4章 火星へのゴールドラッシュ
第5章 不安定性:種明かしをしましょうか
第6章 プラハの大論戦
第7章 コメディー局のやり方
第8章 狂乱のトランジット
第9章 300の太陽系…カウント続行

著者等紹介

ボス,アラン[ボス,アラン][Boss,Alan]
恒星と惑星の形成の研究における世界的な大家。カーネギー研究所の地磁気研究部に所属している。アメリカ地球物理学連合、アメリカ科学振興協会(AAAS)、国際隕石学会、アメリカ芸術科学アカデミーのフェローを歴任。メリーランド州シルバー・スプリング在住

竹内薫[タケウチカオル]
サイエンス作家。横浜市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Our Homeisland

15
読書メータを始めた直後の約10年前にタイトルが気になって読みたい本を登録したのを、やっと読み終わりました。出てから10年以上経ってしまっているので状況はかなり変わったのだと思います。今回、やっと開くことを決意したのは、三体シリーズを読み終わったことの影響によるものでした。ラスト近くと後書きに「どうして他の知的生命体からのメッセージ受信しないのか」が書かれていて、「他文明からの攻撃を恐れて沈黙しているのか。」という、三体と共通する内容がわずかですが書かれていました。2021/10/23

壱萬弐仟縁

4
ちまちました日常のちっぽけな単位ではなく、壮大なスケールに加え、極めてカラフルな天文世界。現実逃避にはうってつけか(苦笑)。1960年~2025年の太陽系の質量中心を回る太陽運動の図(34頁)は興味深い。5年間隔で曲線的な動きを座標平面上で示している。内容は論文さながらであるので、評者には理解し難いことが多かった。表紙の美とは裏腹な専門書。2013/04/01

河童

1
はたして、観測可能な範囲内に生命の存在する惑星が見つかるのだろうか。地球と同じような条件の星が見つかることを期待したいが、筆者はこういう。「それならば、彼ら(生命、特に知的生命)はどこにいるのか?宇宙のどこか他の所で、知的生命の証拠が見つからないという事実は、単に、知的生命は、すべて余りにも限られた寿命しかないことを意味するのかも知れない。」と。宇宙にいるであろう生命の探査は、結局我々の生命、文明の尊さの再認識なのですね。   2013/07/26

塩崎ツトム

1
太陽系外惑星研究の数十年を、第一人者が日記形式でまとめたもの。邦題はこんなですが地球外生命については突っ込んで語ってはいないので注意。(でも面白い)2012/02/18

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