出版社内容情報
マイク・メイはいつも体当たりで生きてきた。3歳で視力を失った後も、障害者スキーの世界選手権で金メダルを獲得し、発明家・実業家として成功を収め、幸せに暮らしてきた。目が見えるようになりたいと思ったことは一度もなかった。そんなメイに、驚くべきニュースがもたらされる。幹細胞移植という手術を受ければ「視力を取り戻せるかもしれない」というのだ。しかし手術には、数々のリスクがともなう。命が脅かされるかもしれない。想像を絶する結果が待っているかもしれない。この手術を受けるべきなのか──。
サスペンス、勇気、ロマンス、人間の視覚と脳のミステリーを見事に描き出した感動の実話。「見る」とはどういうことなのか、本当に「生きる」とはどういうことなのかを確かめようと決意した一人の男の半生がここにある。
内容説明
マイク・メイはいつも体当たりで生きてきた。3歳で視力を失った後も、実業家として成功し、温かな家族に恵まれ、幸せな暮らしを送ってきた。そんなメイに、46歳のとき、驚くべきニュースがもたらされる。幹細胞移植という目の手術を受ければ、「視力を取り戻せるかもしれない」というのだ。しかし手術には、数々のリスクがともなう。命が脅かされるかもしれない。想像を絶する結果が待っているかもしれない。この手術を受けるべきなのか―。人間の視覚と脳のミステリーを見事に描き出した感動の実話。「見る」とはどういうことなのか、本当に「生きる」とはどういうことなのかを確かめようと決意した一人の男の半生がここにある。
目次
人生になんの不足もなかった
子供時代
成功の可能性は五分五分
体当たりで生きてきた
やめておくべき理由はたくさんある
運命の出会い
プラスの箱とマイナスの箱
光が見える!
息子のそばかす
視力は、想像したよりずっとすごいものだった
どうしてうまく見えないんだ?
認識の重労働
猫の脳とピカソの目
「見る」ことの仕組みを科学する
ニューロンは戻ってこない
道はかならず開ける
奇跡
著者等紹介
カーソン,ロバート[カーソン,ロバート][Kurson,Robert]
ウィスコンシン大学卒業後、ハーバード・ロースクールで法学を学ぶ。「シカゴ・サンタイムズ」「シカゴ」の記者をへて現在は「エスクァイア」で記者・編集者として活躍するほか、「ローリングストーン」「ニューヨーク・タイムズ・マガジン」にも寄稿。「エスクァイア」誌の記事は、2006年の「全米雑誌賞」を受賞。シカゴ在住
池村千秋[イケムラチアキ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。