“小さい交通”が都市を変える―マルチ・モビリティ・シティをめざして

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“小さい交通”が都市を変える―マルチ・モビリティ・シティをめざして

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  • サイズ A5判/ページ数 198p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784757143432
  • NDC分類 681.8
  • Cコード C0036

出版社内容情報

買い物難民、交通弱者をなくすために必要なもの

現代社会が直面する、超高齢化、人口減少、環境問題といった問題に対処するためには、高速道路・新幹線・飛行機などの〈大きい交通〉だけでなく、電動カート・自転車タクシーなどの〈小さい交通〉が必要である。現実に、いま〈小さい交通〉はさまざまな場所で萌芽があらわれている。
本書ではさまざまな事例を取り上げ、〈小さい交通〉の意義と可能性を考える。

序 なぜ〈小さい交通〉か?
 流れを扱わない空間計画者
 〈大きい流れ〉の功罪
 小さい交通に対する関心
 地域は〈小さい流れ〉を必要としている

第1章 〈小さい交通〉の最前線
 小さい乗り物(事例11)
 都市に出る小さい乗り物(事例17)

第2章 流れの技術が都市の形態を決める
 都市の規模は流れの技術で決まる
 日本中が熱狂した〈大きい交通〉
 熱狂の後

第3章 新しい価値観の芽生え
 〈小さい交通〉はカワイイだけではない
 移動の権利
 身体観
 快楽
 自己認識
 小さい経済

第4章 マルチ・モビリティ・シティ
 マルチ・モビリティ・シティの要件
 小さい乗り物の要件
 曖昧な境界
 マルチ・モビリティ・シティを描く
 マルチ・モビリティ・シティ俯瞰図

【著者紹介】
1949年生まれ。建築家・都市計画家。東京大学名誉教授。共著書に『新国立競技場、何が問題か』(平凡社)、『シュリンキング・ニッポン』(鹿島出版会)などがある。

目次

第1章 “小さい流れ”の最前線(小さい乗り物への挑戦;小さい流れへの挑戦)
第2章 流れの技術が都市の形態を決める(都市の規模は流れの技術で決まる;日本中が熱狂した“大きい交通”;熱狂の後)
第3章 新しい価値観の芽生え(小さい変化;移動の権利;身体観;移動の悦楽;観光;街に生きる;小さい経済)
第4章 サイクリング・シティ―アムステルダムとコペンハーゲンから学ぶこと(機能分化した自転車道路(コペンハーゲン)
国土を越えて広がる自転車道路のネットワーク(アムステルダム)
乗り物に自転車を積載する
親和的な自転車と建築
サイクリング・シティの先へ)
第5章 マルチ・モビリティ・シティ(MMC)宣言

著者等紹介

大野秀敏[オオノヒデトシ]
建築家・都市計画家、博士(工学)。東京大学名誉教授。1949年生まれ。東京大学大学院修士課程修了後、槇総合計画事務所勤務、東京大学で建築設計の教育と都市構想の研究に従事。2015年に東大を定年退職。現在は設計活動と著述活動に専念

佐藤和貴子[サトウワキコ]
1989年東京都生まれ。2012年法政大学デザイン工学部卒業。同年東京大学大学院新領域創成科学研究科修士課程入学、2012年ルーベン・カトリック大学セントルーカス・ゲント校での留学を経て、2015年修士課程修了。現在、英国で実務に就く

齊藤せつな[サイトウセツナ]
1989年静岡県生まれ。2013年東京大学工学部建築学科卒業。2015年東京大学大学院新領域創成科学研究科修士課程修了。現在、株式会社アプルデザインワークショップ勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。