ブラマンテ 盛期ルネサンス建築の構築者

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ブラマンテ 盛期ルネサンス建築の構築者

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  • サイズ A5判/ページ数 469,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784757143357
  • NDC分類 523.37
  • Cコード C3070

出版社内容情報

ラファエロに建築の手ほどきをした、偉大な建築家の全貌

2014年が没後500年のドナート・ブラマンテがいなければ「ルネサンス建築様式」という観念すらなかったのではないかと考えられるほど、ブラマンテが後世に及ぼした影響は大きい。空間の認識の仕方、ひいては世界を見る方法を劇的に変化させたルネサンス建築の牽引者こそが、ブラマンテなのである!
本書は、ブラマンテの多岐にわたる業績を整理し、日本におけるその評価を正当なものに近づける。

第1章 15世紀ウルビーノの建築文化とブラマンテの修行時代
ウルビーノ宮廷と建築文化
レオン・バッティスタ・アルベルティ
透視図法
絵画と建築
ウルビーノのパラッツォ・ドゥカーレ
駆け出しのブラマンテ

第2章 宮廷芸術家
ロンバルディーアへ
建築的絵画から絵画的建築へ
画家ブラマンテ
詩人ブラマンテ
建築技術者ブラマンテ

第3章 スフォルツァ家の建築家
ミラノ公国の絶頂期
ヴィジェーヴァノ
サンタ・マリア・デッレ・グラーツィエ修道院
サン・タンブロージョ修道院
ミラノ時代後期の実験
ミラノ時代のブラマンテの仕事術

第4章 教皇庁の建築家
15世紀後半のローマ建築
古代ローマとの遭遇
サンタ・マリア・デッラ・パーチェの回廊
パラッツォ・カステッレージ
サン・ピエトロ・イン・モントリオのテンピエット

第5章 ブラマンテとユリウス2世
ヴァティカン宮殿
サン・ピエトロ聖堂
中小聖堂の試行と実験
パラッツォ・カプリーニ
都市計画とパラッツォ・デイ・トリブナーリ

第6章 ランドスケープ・アーキテクトとして
ベルヴェデーレの中庭――計画の概要
ベルヴェデーレの中庭の構成
絵画としての建築
彫刻の中庭
ジェナッツァーノのニンフェウム
後世への影響

第7章 ブラマンテの遺産

【著者紹介】
1953年生まれ。中部大学工学部教授。

内容説明

ブラマンテがいなければ、一六世紀以降の建築史が全く別のものになっていたと考えられるほど、後世に及ぼした影響は大きい。フィレンツェに始まったルネサンス建築を、実験的な試みによって新たな段階へと導いた人物こそがブラマンテであった。ブラマンテ研究の第一人者と有力若手建築史家による決定版。

目次

第1章 一五世紀ウルビーノの建築文化とブラマンテの修行時代
第2章 宮廷芸術家
第3章 スフォルツァ家の建築家
第4章 教皇庁の建築家
第5章 ブラマンテとユリウス二世
第6章 ランドスケープ・アーキテクトとして
第7章 ブラマンテの遺産

著者等紹介

稲川直樹[イナガワナオキ]
中部大学工学部教授、東京大学大学院博士課程修了、博士(工学)、専門はイタリア建築史・近代建築史

桑木野幸司[クワキノコウジ]
大阪大学大学院文学研究科准教授、ピサ大学文学部博士課程修了、博士(Dottore di ricerca)、専門は初期近代西欧の建築・庭園・思想史

岡北一孝[オカキタイッコウ]
大阪大学大学院文学研究科非常勤講師、京都工芸繊維大学大学院博士課程修了、博士(学術)、専門はルネサンス建築史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ひなた

2
★5 ルネサンス建築は知識がないとその凄さがわからないインテリの様式というイメージがある。オーダーの種類がどうの、アーチを受ける柱がどうの、べき論ありきで窮屈&退屈。それが盛期ともなると猶更・・・という私の偏見を見事に覆してくれた。ブラマンテは考古学者的ガチガチの建築家ではなかった。タブーを犯す懐の深さと独創性をもって、古代ではなく当代の様式を作りあげた。章を追うごとに新しい建築史への扉が開かれて行くようだった。また、他の建築家にも多数言及されており、彼らの関係性もおもしろく、理解が深まったように思う。 2015/06/22

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