モール化する都市と社会―巨大商業施設論

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モール化する都市と社会―巨大商業施設論

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  • サイズ A5判/ページ数 350p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784757143180
  • NDC分類 673.8
  • Cコード C0036

出版社内容情報

ショッピングモールから見る、現代の都市と文化とは?現代のショッピングセンター・ショッピングモールにいたるまでの日本の「巨大商業施設」の歴史を、歴史社会学的記述として分析・記述すると同時に、ショッピングセンター・ショッピングモールに複数の視点からアプローチすることで、多角的に現代の社会、文化、都市について考察する。

序 章 ショッピングセンター・ショッピングモールのある社会へ 若林幹夫
第1章 玉川高島屋ショッピングセンターという起源 楠田恵美
第2章 社会を夢みる巨大商業施設 田中大介
第3章 建築空間/情報空間としてのショッピングモール 南後由和
第4章 多様性・均質性・巨大性・透過性 若林幹夫
第5章 消費社会という「自然」 田中大介
終 章 ショッピングセンター・ショッピングモールから見える現代の都市と社会

若林 幹夫[ワカバヤシ ミキオ]
著・文・その他

内容説明

日本の巨大商業施設の変遷を分析するとともに、ショッピングセンター/ショッピングモールに複数の視点からアプローチすることで、現代の都市の論理、社会の論理を多角的に描き出す。

目次

序章 Entrance ショッピングセンター・ショッピングモールのある社会へ
第1章 玉川高島屋SCという起源―巨大商業施設の前史とその誕生
第2章 社会を夢みる巨大商業施設―戦後日本におけるショッピングセンターの系譜
第3章 建築空間/情報空間としてのショッピングモール
第4章 多様性・均質性・巨大性・透過性―ショッピングセンターという場所と、それが生み出す空間
第5章 消費社会という「自然」―商業施設における巨大さの構造転換
終章 Exit あるいはセントラルコート SC・SMから見える現代の都市と社会

著者等紹介

若林幹夫[ワカバヤシミキオ]
1962年生まれ。早稲田大学教授。専門は社会学、都市論、メディア論、時間・空間論。東京大学教養学部卒。同大学院社会学研究科博士課程中退。博士(社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ドン•マルロー

13
巨大商業施設論となっているが、その最終的な受け皿は言うまでもなく都市論である。外部を取り込み、パッケージ化された「トウキョウ」的なものを郊外や田園地帯に「均一的な多様さ」で提供できるのが大型ショッピングモールであり、その巨大な空間装置を中心に街が形成されていくと言う論考はよくよく考えればごく当然の話なのだが、咀嚼しやすいようにまとめられている。モールの出店によって地域商店街の多様性が失われるという昨今の批判的色調に一石を投じているきらいもあるが、そういった郊外の問題を深く洞察する補完的知識を与えてくれる。2020/01/04

peaceton

3
建築的な観点から書いた3章以外は何か物足りないなと思いながら読み進めていきました。なぜだろうと思っていると、最後の筆者たちによる対談で合点がいきました。筆者たちも今後の課題としている通り、もっとも知りたかったショッピングモールと地方の生活の関係にあまり踏み込んでいないのです。それでも、バブルまでの消費=文化からバブル崩壊以後のデフレの中で、気楽にお手軽に買い物ができるショッピングモールが増えていったことなど、考えるきっかけをいくつかいただきました。2014/01/11

SQT

2
2章、SMの歴史。資本としてのSMと地元の対立を乗り越えるために用いられるコミュニティの概念。80sからは資本の機能性を乗り越えるための(正統)文化。(美しい)文化を前提とした「面白さ」。90sは情報化社会での生き残り戦略としての経験の重視。3章、家→車→SMはカーペット敷きということで一貫性を持っている、とか面白かった。SMと空港の相同性について言及している邦文は貴重。テナントを「スクロールするまなざし」としてSMとITを結び付けるのはオシャレ。4章〜トウキョウのミニチュアとしてのSM。消費社会の終焉と2017/10/20

ハザマー

1
子供の頃よく行った枚方の樟葉モールが懐かしい。 当事としては画期的なレイアウトだったとは。 時代とともに変わる勢力図、核テナント、百貨店が テナントの一部のSMも。2014/10/09

無職のhkmaro

0
この本は、よく読めば色々ヒントになるんだろうけど、読んでても全然頭に入らない。あと全体的に註が長い。そんなに長いなら本文に落とし込んでくれと思う。川越の商店街がモール化してるというとこは面白かった。2014/06/21

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