出版社内容情報
コーポレート・ガバナンスからグローバル・ガバナンスまで
ガバナンスについての代表的な理論を説明するとともに、今日の企業や公共分野、国際的な問題などさまざまな領域におけるガバナンスのもつインパクトについて解説する。
第1章 ガバナンスとは何か
ガバナンスとガバメント
新しいガバナンス
水産養殖の事例
ガバナンスと歴史
第2章 組織のガバナンス
階層構造
市場
ネットワーク
学界での動き
近代主義のサイクル
第3章 コーポレート・ガバナンス
近代企業
プリンシパル=エージェント理論
階層構造的監督と統制
市場メカニズムと報酬
企業の社会的責任
社会的・政治的文脈
スキャンダル
第4章 パブリック・ガバナンス
パブリック・マネジメント
刑務所の事例
ネットワーク・ガバナンス
精神衛生の事例
国家を再考する
ガバナンスの多様性
第5章 グローバル・ガバナンス
国際関係の理論
国際機関
新自由主義とグローバリゼーション
報告書「地球リーダーシップ――新しい世界秩序をめざして」
地雷を巡る事例
新世界秩序
第6章 良いガバナンス
代議政治と責任政府
開発理論
民主主義にかかわる憂慮
協調型ガバナンス
灌漑を巡る事例
ガバナンスの評価
民主主義の将来
図版一覧
読書案内
索引
【著者紹介】
カリフォルニア大学バークレイ校政治学教授。
内容説明
階層構造から、市場、そしてネットワークへ。グローバル化を背景に、統治の形態は大きく変わってきている。政府や企業、国際関係など、様々な領域において、新しいガバナンスがもたらすインパクトを、明らかにする。
目次
第1章 ガバナンスとは何か
第2章 組織のガバナンス
第3章 コーポレート・ガバナンス
第4章 パブリック・ガバナンス
第5章 グローバル・ガバナンス
第6章 良いガバナンス
著者等紹介
ベビア,マーク[ベビア,マーク] [Bevir,Mark]
カリフォルニア大学バークレー校政治学教授。ロンドン生まれ。エクセター大学およびオックスフォード大学で学び、マドラス大学、ニューキャッスル大学で教鞭をとったのち、現職。専門は、政治学、歴史哲学、社会学、思想史、ガバナンス
野田牧人[ノダマキト]
翻訳家。1979年上智大学国際関係大学院修士課程修了(国際関係論修士)。1984年ジョンズ・ホプキンス大学ポール・ニッツェ高等国際問題大学院修士課程修了(国際経済学・近代化論研究修士)。現在、外交、歴史、政治経済等、主として社会科学分野の英訳・和訳に従事する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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