アニメの魂―協働する創造の現場

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  • サイズ B6判/ページ数 377p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784757143111
  • NDC分類 778.77
  • Cコード C0074

出版社内容情報

世界的に注目を集める日本アニメの創造性の源とは?

なぜ日本のアニメは世界中で注目を浴び、最先端の文化現象となったのか?アニメ作家や制作スタジオ、キャラクターと世界観、ファン文化、そして日本人の国民性。詳細なフィールドワークを通して、アニメが作られる現場での、国境を超えた「つながりのエネルギー」を鮮やかに描きだす、アニメ文化論。

序 章 誰がアニメを作るのか?
第1章 集合的つながりと個人的な未来
第2章 創造的プラットフォームとしてのキャラクターと世界観
第3章 戦後アニメの方向性
第4章 アニメのロボットがリアルになる時
第5章 先端的アニメ・スタジオの作り方――隙間にこめられた秘密
第6章 ダークエネルギー――海外アニメファンと著作権戦争から見えるもの
第7章 ラブ革命――オタクという日本のファンたち
終 章 アニメの未来――協働体的創造性と文化の動態

【著者紹介】
マサチューセッツ工科大学外国文学部長で比較メディア准教授。著書に『日本のヒップホップ』(NTT出版)がある。

内容説明

アニメ作家、キャラクターと世界観、制作スタジオ、スポンサーや関連企業、海外ファン、そしてオタク。広範なフィールドワークをもとにアニメが人々を結びつける時に発生する創造のエネルギーを鮮やかに描く。

目次

序章 誰がアニメを作るのか
第1章 協働のネットワークと個人的な未来
第2章 創作的プラットフォームとしてのキャラクターと世界観
第3章 戦後アニメの方向性
第4章 アニメのロボットがリアルになる時
第5章 先端的アニメ・スタジオの作り方―隙間に込められた秘密
第6章 ダークエネルギー―海外アニメファンと著作権戦争から見えるもの
第7章 恋愛革命―オタクという名の日本のファン
終章 アニメの未来―協働による創造と文化活動

著者等紹介

コンドリー,イアン[コンドリー,イアン] [Condry,Ian]
マサチューセッツ工科大学(MIT)比較メディア研究准教授

島内哲朗[シマウチテツロウ]
映像翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Isamash

21
MIT比較メディア研究准教授イアン・コンドリー2013年出版図書訳本。日本アニメを文化人類学的に研究。ということで多くのアニメ制作の現場に赴き調査を実施しておりとても興味深かった。訪問先としてはゴンゾ、アニブレックス、マッドハウス、スタジオジブリ、プロダクションI.G、東映アニメーション、サンライズ、STUDIO4℃等のアニメスタジオやバンダイのホビーセンター。ガンダム当初のスポンサークローバーによる玩具は売れなかった。海外アニメーション映画では、セリフ先行で後から絵を作って行くということは知らなかった。2023/10/10

サイバーパンツ

18
あらゆるメディアは「生きている」。アニメも勿論その通りで、アニメの「魂」はアニメそのものだけで完結するものではなく、ファンサブによって世界に共有されたり(色々と問題はあるが)、オタクの考察で制作者の想定外の所まで作品世界が広がったり、GAINAXのように熱心なオタクたちから新たな創作者を生んだり、「逃避」「諦念」としてではなく、「積極的な愛」としての、「リアルへの絶望」ではなく「二次元に生きる希望」としての「萌え」を抱いたりする人々が現れたり、といったように様々な種類の人々が「協働」し合って成立している。2016/06/17

めいけふ

11
日本でここまで研究してる人ってどれくらいいるんだろう。メディアとしてのアニメをよく研究されています。今ソーシャルメディアやキャラクタビジネスがめちゃめちゃ騒がれてますが、この本はその辺界隈に関わる人なら読んでおいて損はないと思う。アニメに興味が無い人にもおすすめ。2014/04/12

富士さん

6
論文と言うよりは、資料としての価値が大きいと思います。著者が文化人類学者であって、ちゃんとフィールとワークをすることが前提なので、最低限記録としての価値はあります。少なくとも、見たことあるアニメだけを小難しく考察する手の込んだ感想文を研究と称している人たちよりは何億倍もまともでした。しかし、あくまでも文化人類学の本であって、アニメ研究を目的にしたものではないということは押さえておくべきかと思います。海の向こうの奥地に潜入することが目的なので、自分の国のアニメ事情が十分に踏まえられていないように思います。2023/10/10

スプリント

6
人類学からみた日本のアニメ文化の分析です。 分野外であることと外国人であることの利点を活かした考察がとても興味深かったです。2017/03/05

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