出版社内容情報
日本人に勇気と生きる力をあたえ、日本を甦らせるために、「梅原日本学」と称される独自の歴史観を提示してきた著者が語る。
日本文明の根本思想「草木国土悉皆成仏」とは?
日本人に勇気と生きる力をあたえ、日本を甦らせるために、「梅原日本学」と称される独自の歴史観を提示してきた著者が語る。
第1部 人類哲学は可能か
第2部 討論――人類哲学をめぐって
梅原猛×安田喜憲(国際日本文化研究センター教授)×松井孝典(千葉工業大学教授)×吉村作治(早稲田大学名誉教授)×梅原賢一郎(京都造形芸術大学教授)
第3部 対論――人類哲学のこれから
梅原猛×梅原賢一郎
【著者紹介】
梅原猛(うめはら・たけし):1925年生まれ。哲学者。京都市立芸術大学学長、日本ペンクラブ会長などを歴任。著書に『日本の伝統とは何か』(ミネルヴァ書房)、『学ぶよろこび』(朝日出版社)などがある。
内容説明
「草木国土悉皆成仏」が、なぜ21世紀を救う哲学なのか。「人類哲学」を巡る5人の白熱議論!
目次
第1部 人類哲学は可能か(デカルトへの「懐疑」;ハイデガーの哲学;「草木国土悉皆成仏」の思想;エジプト文明の衝撃;人類哲学への展望)
第2部 討論・人類哲学をめぐって(自然環境と哲学;永劫回帰と回向;超越の神・内在の神;ホモ・サピエンスの栄枯;拡張した人間圏の危機;いま復興のために;文明の形;人類哲学の胎動が見える)
第3部 対論・人類哲学のこれから(私の哲学遍路;縄文の思想、太陽の思想;一神教をとらえ直す;ニーチェ、ハイデガーを超えて;新しい哲学を語るために)
著者等紹介
梅原猛[ウメハラタケシ]
1925年宮城県生まれ。哲学者。京都大学文学部哲学科卒業。京都市立芸術大学学長、国際日本文化研究センター初代所長などを歴任。現在、同センター顧問、’99年、文化勲章受章、’72年に『隠された十字架 法隆寺論』で毎日出版文化賞、’74年に『水底の歌 柿本人麿論』で大佛次郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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